クリニックBlog

2019.01.17更新

こんにちはflower2
管理栄養士の花田です。

私事ですが、昨年11月の健康診断の結果が出たので、ちょっと自慢をしてみたいと思いますihi

私の悩みの種は、年齢とともに上がっていく一方のLDLコレステロール値でした。
母も妹も高めなので家系的なものだと諦めていたのですが、一昨年の健診でLDLコレステロール値が基準値を超え、「148」になってしまいましたehe

 

そこで、家系のせいにしてばかりはいられないと一念発起し、改善に取り組みましたpun

その結果がこちらです。

 

これは、昨年2月の健診結果です。
LDLコレステロール値が「114」に下がりました。

LDL1

 

そして、これが昨年11月の結果です。
「100」まで下がりました。

 LDL2

 

何が一番効果的だったのかは分かりませんが、次のようなことに取り組みました。

まず、食事面では、食物繊維油脂に気を付けました。
・朝食と夕食の前に、健康食品の食物繊維を入れた飲み物を飲む
・ご飯は、白米に玄米と雑穀をまぜて炊く
・朝食は、無糖のミューズリーにチアシードとリンゴを入れ、豆乳をかけたもの
・サバ、イワシなどの背の青い魚やサケを週に4回は食べる
・納豆にエゴマ油やアマニ油を入れて食べる
・炒め油には米油や大豆胚芽油を使う
・肉の脂身、バター・生クリーム・チーズを多く使った料理や洋菓子は避ける

運動面では、日頃からよく歩くようにし、お腹の筋肉を鍛えるために昨年8月からレッグレイズを毎晩20回欠かさず続けています。
たいした運動量ではありませんが、「継続は力なり」で、8月から体重が2㎏程減り、下腹もすっきりしましたheart3

コレステロールは、細胞の構成成分、ホルモンや胆汁酸の材料になる重要な物質なので、肝臓でも合成されています。
体内のコレステロールは、食事由来が20%肝臓での合成が80%と言われており、食事に含まれるコレステロールそのものよりも、合成材料となる飽和脂肪酸の摂取を減らすことが重要です。
また、食物繊維DHA・EPA・α-リノレン酸などのオメガ3脂肪酸が、血中コレステロールの低下に効果があることが分かっているので、積極的に摂ることをおすすめします。
近年では、米油や大豆胚芽油に含まれる植物ステロールにコレステロールの体内への吸収を抑制する作用があることも分かっています。

血中コレステロールについては、お話ししたいことがたくさんあるので、次回の「カラダと食べもの」に続きます。
よろしくおつきあいくださいねnico

 

2018.12.27更新

こんにちはflower2
管理栄養士の花田です。

クリスマスも終わり、今年もあと5日となりました。
本日12月27日で、当院の年内の診察は終了となります。
新年の診察は1月4日からとさせていただきます。
本年は誠にありがとうございましたnico

さて、まもなく2019年の始まりですが、皆様は年賀状を送られますか
私は、年賀はがきの準備が遅くなり、昨日慌てて買いに行きました。
早々と売り切れになっている郵便局もあるとのことで、ちょっと焦りましたehe

子どもの頃は、年賀状がとても楽しみでした。
友達からの年賀状には「おもちを食べすぎないようにね」とよく書かれていましたが、今思えば不思議なメッセージですねnyan
近頃は、お正月にお餅を食べる家庭も減ってきたようで、このメッセージも見かけなくなりました。

総務省家計調査によると、「都道府県県庁所在地別一世帯当たりの『もち』の購入数量(2人以上の世帯)」は次のようになっています。

全国平均 平成20年2.71kg → 平成25年2.44 kg → 平成29年2.42 kg

数字で見ると消費量が減っていることがはっきり分かりますねsun


皆様のご家庭のお餅は丸餅ですか それとも角餅ですか
「関西は丸餅、関東は角餅」とよく言われますが、本来のお餅の形は、「丸」です。
「望月(もちづき)」という言葉からも、お餅は月のように丸いことが分かりますね。
ところが、江戸時代には、江戸に人口が集中し、お餅を一つずつ丸めるのに手間がかかるため、のし餅を作って切り分けるという方法がとられました。
これが角餅の始まりです。
以来、「関西は丸餅、関東は角餅」が食文化の一つとなりました。

もちろん、現在はいろいろな地域出身の人がいろいろな地域に暮らしているので、食文化も交じり合い、丸餅も角餅もどちらも食べる機会があります。

お餅ひとつをとっても、食の歴史を感じることができますねheart3
来年のお正月は、ご夫婦の食文化の違いをあらためて見直してみられてはいかがでしょうか

それでは、皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。
来年も春木レディースクリニックをよろしくお願い申し上げます笑う

 

2018.12.13更新

こんにちはflower2
管理栄養士の花田です。

ちょうど1年前、当院の受付スタッフが、看護師から自己注射指導を受けたという記事がブログに載りました。→ https://www.haruki-cl.com/blog/2017/12/post-294-547295.html
そして、今年11月、私も自己注射指導を受け、自分で打てるようになりましたnote2

 

多くの患者様がおっしゃる通り、最初はドキドキabon
恐怖心でいっぱいでした。

看護師がレクチャーしてくれるものの、実際に自分でするとなると、
あれあれ、順番はこれで合っていたかな、と不安になり、
注射器への針の装着も、注射液の吸い上げも、おぼつかない感じでしたnamida

でも、意外だったのが注射針の細さです。
採血の太い針をイメージしていたので、拍子抜けしてしまいましたhun

お腹に刺すときは、やはり恐怖心が…汗
針の長さはほんの1.3㎝だけれども、これ全部皮下に入るのかな~と心配しながら
勇気を出して刺しました。

そして、これも意外だったのですが、ほとんど痛みがないihi
しっかり1.3㎝、針は私の皮下に埋もれて見えなくなりましたheart3

 

私はもともと痛みに強く、血を見ても平気なタイプなので大丈夫でしたが、
そうでない方は大変だと思います。
これからも患者様の気持ちに少しでも近づけるように努力してまいりますni

 

自己注射については、不妊治療中だけでなく、妊娠糖尿病になった場合も関係してきます。
妊娠中はホルモンのバランスが変わり、非妊娠時よりもインスリンの働きが低下するので、高血糖になりやすくなります。
特に、肥満や高年齢、妊娠前からインスリン抵抗性のある方などは、妊娠糖尿病になりやすいと言われています。
食事療法だけで血糖コントロールが難しい場合は、出産までインスリンの自己注射が必要になります。
妊娠前から高血糖を防ぐ食べ方を習慣化しておけば、妊娠中に困ることは少ないと思います。
ベジタブルファースト低GI食品糖質制限など、いろいろ言われていますが、疑問に思われることは是非栄養カウンセリングでご相談くださいねnico

 

2018.11.29更新

こんにちはflower2
管理栄養士の花田です。

明日11月30日は「本みりんの日」です。
本みりんの良さをもっと多くの消費者に理解してもらうことを目的に、全国味淋協会によって制定されました。
「い(1)い(1)み(3)りん(0=輪)」の語呂合せと、鍋物や煮物などで本みりんを使う季節であることから、この日が選ばれたそうです。

本みりんは、蒸したもち米に米麹を混ぜ、焼酎または醸造用アルコールを加えて、40日~60日間かけて糖化・熟成したものを、圧搾、濾過してつくられます。
熟成の間に、米麹中の酵素によって、もち米のデンプンやタンパク質が分解されて各種の糖類、アミノ酸、有機酸、香気成分などが生成され、特有の甘みやコクを生じます。

みりんは、もともと戦国時代のころに武士や貴族の飲み物として生まれ、江戸時代に清酒が一般的になるまでは、甘みのある高級酒として親しまれてきました。
現在でも、お正月に飲むお屠蘇は、数種の薬草を組み合わせた屠蘇散を日本酒や本みりんなどに浸してつくられます。

酒税法では、アルコール分1度(容量パーセント濃度で1%)以上の飲料を「酒類」としています。
本みりんは約14%のアルコール分を含むので、ビールやウイスキーなどのアルコール飲料と同じく「酒類」に分類され、酒税がかけられます。

一方、みりん風調味料と呼ばれるものがありますが、これは本みりんとは製法が異なります。
糖類を主原料とし、米や米麹・酸味料調味料などをブレンドして作られ、熟成期間はほとんど必要ありません。
アルコール分は1%未満なので、酒税はかからず、お値段もお手頃です。


皆さんのご家庭では、どちらをお使いでしょうか

実際のお料理への効果を考えてみると・・・
本みりんはアルコール分が高いので、肉や魚の生臭さを消したり、食材に旨味を染み込ませたり、煮崩れを防止するなどの効果があります。
味の深みやコクを求めるのなら本みりんがいいと思います。

一方、みりん風調味料はアルコール分が少ないので、和え物や酢の物などの加熱しない料理に、煮切らずに使えます
また、糖分は本みりんよりも多いので、照りやツヤを出すのに優れています。

ということで、それぞれ一長一短あるので、両方をうまく使い分けるといいですねnico

ちなみに、保存については、開栓後は、本みりんは常温冷暗所でOKですが、みりん風調味料はアルコール分が少ないので冷蔵保存が必要です。
私は、本みりんを冷蔵庫で保存したため、糖分が結晶化して固まってしまいましたuun
庫内の温度があまり低くない場所だったのですが、やはり常温でないとダメなようです。
でも、夏場は高温になると、みりんに含まれる糖分とアミノ酸が反応し、茶色に変色することがあるので、温度管理には十分気を付けてくださいね笑う

 

2018.11.15更新

こんにちはflower2
管理栄養士の花田です。

今日11月15日は「こんぶの日」です。
「七五三の日」でもありますが、この日に因んで、「育ち盛りの子どもが栄養豊富な昆布を食べて元気になってほしい、また、昆布を食べる習慣をつけてほしい」という願いを込めて、日本昆布協会が、1982年に制定しました。

わが国では、昆布は、古来より「昆布」=「よろこんぶ」として、お祝いの行事に用いられてきました。
また、和食のだしの材料として、かつお節とともに定番食材となっています。
この他、佃煮昆布、塩昆布、昆布巻きなど、日常の食事にもよく登場します。

昆布をはじめ、海藻にはミネラルであるヨウ素(ヨード)が多く含まれています。
ヨウ素は甲状腺ホルモンの主な構成成分です。
甲状腺ホルモンは新陳代謝を促し、子どもの場合は成長ホルモンとともに発育を促進させる働きがあるため、ヨウ素が不足するとこれらの機能が低下します。
日本では前述のように、海藻を多く摂る習慣があるので、ヨウ素の欠乏はほとんどありません。

逆に、健康に良いからといって毎日海藻を過剰に摂ると、甲状腺ホルモンが作られなくなり、甲状腺機能が低下することがあります。
日本人には甲状腺機能低下症が多いのですが、この背景には海藻の多量摂取があると考えられています。

 

海藻の種類によって含まれるヨウ素の量は違います。
ランキングで見てみましょう。(日本食品標準成分表2015年版より可食部100 gあたり)

第4位・・・海苔(焼きのり)    2,100㎍
第3位・・・わかめ(カットわかめ) 8,500㎍
第2位・・・ひじき(干しひじき)  45,000㎍

焼きのりは1枚4g、味噌汁に入れる乾燥わかめは1~2g、ひじきの煮物の干しひじきは5g程度です。
単純に計算すると、それぞれのヨウ素の量は、84㎍、85~170㎍、2,250㎍です。
「日本人の食事摂取基準2015年版」のヨウ素の推奨量は130㎍なので、わかめの味噌汁だけでオーバーしてしまいますねuun


では、栄えある第1位は・・・

昆布(まこんぶ) 200,000㎍  です。

桁違いの多さで驚きますねabon

まこんぶは最も代表的な昆布で、10㎝角で10gぐらいです。
だし昆布としてよく利用されますが、だし汁にも少量ですがヨウ素は溶け出るので注意が必要です。
ご飯のお供の佃煮昆布は、100gあたり11,000㎍
1食分が5~10gなので、ヨウ素量は550~1,100㎍となり、推奨量を優に超えてしまいます。
この他、昆布エキス入りの調味料やだしの素、昆布茶などにもヨウ素は含まれているので、原材料表示をよく見るようにしてくださいね。

「日本人の食事摂取基準2015年版」では、ヨウ素の耐容上限量も設定されており、3,000㎍です。
日本人の食事からのヨウ素の平均摂取量は、1,000~3,000㎍/日と推定されています。
平均値がすでに上限量に近いので、積極的に海藻を食べる必要はなさそうですね。
また、食品だけでなく、うがい薬やX線検査で使用する造影剤にもヨウ素が含まれているものがあります。

不妊治療においても、甲状腺疾患は影響します。
受診服薬されている方は、ヨウ素の摂取についてはお医者様の指示どおりになさってください。
一時的に甲状腺機能の検査結果が悪かった方は、海藻類の摂りすぎが原因のこともあります。
この場合は過剰摂取をやめると自然に回復します。

「何事もほどほどに」が肝要だということですねnico

 

2018.11.08更新

こんにちはflower2
管理栄養士の花田です。

今日11月8日は「レントゲンの日」です。
1895年のこの日、ドイツの物理学者ヴィルヘルム・レントゲン博士がX線を発見しました。

X線は、レントゲン博士の陰極線(電子線)の実験中に偶然発見されました。
陰極線とは異なる正体不明の光線だったことから、数学で未知の数を表す「X」という文字を用い、「X線」と名付けられました。

後の研究で、X線は、非常に波長の短い放射線(電磁波)であることが判明しました。
波長が短いため厚い物体も透過できるので、身体の内部の様子を撮影するのに適しているということで、医療分野で大いに活用されていますni

この発見により1901年の第1回ノーベル物理学賞がレントゲン博士に授与されました。
博士はX線が人類のために広く利用されることを望み、ノーベル賞以外の全ての賞を断り、X線に関する一切の特許を取得しなかったとのことです。


現在、X線は、医療以外でも様々な分野で役立っています。
たとえば、空港の手荷物検査や文化財建造物の内部調査など、壊さずに中身を確認することができるので、とても便利ですnote2

また、食品分野では、γ(ガンマ)線という放射線の照射がジャガイモの発芽を抑制する目的で認められています。
発芽を抑制するのは、見栄えを損ねないためだけでなく、芽の部分にソラニンという有害物質が増えて食中毒を起こすのを防ぐためです。
日本で許可されているのはジャガイモだけですが、中国などではニンニクの発芽抑制にも利用されています。
この他、諸外国では、熱帯果実や穀類の殺虫、香辛料や食肉・魚介類の殺菌などの目的で、放射線が照射されています。

放射線照射は、温度がほとんど上がらないので、食品の色や香り、栄養素を損ねないことが最大のメリットです。
生鮮食品や冷凍食品の処理が可能で、薬剤を使わないので残留毒性や環境汚染の問題もありません。
放射線と聞くと「危険なもの」というイメージがありますが、「放射線照射」と「放射性物質による汚染」は違うので、 放射線が食品に残留したり、新たに放射性物質が生じたりはしないので心配されなくても大丈夫です。

医療にも日々食べている食品にも放射線が関わっているとは興味深いですねnico

 

2018.10.25更新

こんにちはflower2
管理栄養士の花田です。

去る10月13日の不妊カウンセラー養成講座のあと、銀座にある某大手健康食品通販メーカーのショップで、AGE体内糖化度検査を受けてきました。
2016年10月2日に初めてこの検査を受け、今回が2回目になります。
前回の記事はこちらです→https://www.haruki-cl.com/blog/clinic/nikki/2016/10/

2年ぶりなので、ドキドキしましたsun
「糖化=老化」と考えられるので、2年分の生活習慣がどのように数字に反映されるか、まさに管理栄養士としての真価が問われる瞬間ですun

そして、結果は・・・

2.5でした

 

2年前が2.8だったので、0.3ポイント改善したことになります。
糖化度年齢も82歳から70歳になりましたheart3
2年経って12歳も若返るとは素晴らしいgya
(実年齢よりかなり高齢なので、喜んでいる場合ではないのですが・・・)

touka

 

この2年間、何に気を付けたかと言うと、やはり炭水化物の摂取です。

炭水化物は、糖質と食物繊維に分類されます。
糖質は、人の消化酵素で分解され、エネルギーになるもので、食品としては砂糖やでんぷん質の物がこれに当たります。
一方、食物繊維は、人の消化酵素では分解されないのでエネルギーにはなりませんが、腸内細菌のエサになり、腸内環境の改善に役立ちます。
急激な血糖値の上昇も抑えてくれます。
食物繊維が多い食品は、野菜や雑穀、海藻、きのこなどです。

よって、食物繊維を増やし、糖質を控えることを心がけました。
砂糖を使った甘いお菓子はほとんど食べなくなり、体重も2㎏減りました。
これだけが理由ではないと思いますが、努力が実るのはうれしいものですねnico

揚げ物やキャラメルなどの焦げたものを食べても糖化は進むと言われていますが、私はコーヒーがやめられないので、こちらは無理だと思います。

また2年後ぐらいに測定し、2年間の成果を確かめるつもりですni

 

2018.09.27更新

こんにちはflower2
管理栄養士の花田です。

明日9月28日は「世界狂犬病デー」です。
2006年に発足した世界的非営利団体(NPO)である狂犬病予防連盟によって制定されました。
狂犬病ワクチンの開発者として知られるルイ・パスツールの命日に因んで9月28日とされたそうです。

狂犬病とは、狂犬病ウイルスによる感染症で、日本では四類感染症に指定されています。
1950年に制定された狂犬病予防法によって、国内の犬の登録及びワクチン接種と輸出入時の検疫が義務づけられてきたため、現在、日本国内では狂犬病の発生はありません。
しかし、世界では年間5万人以上の死亡者が発生していることを受け、世界狂犬病デーには多くのイベントなどが開催され、狂犬病の教育活動や犬への狂犬病予防注射などの取り組みが実施されていますdog

パスツールはフランスの生化学者・細菌学者であり、ロベルト・コッホとともに「近代細菌学の開祖」とされています。
狂犬病だけでなく、炭疽病やニワトリコレラのワクチンの開発にも寄与しました。
また、食品分野では、発酵が微生物の働きであることを発見し、ワインや牛乳などの腐敗を防ぐ低温殺菌法を開発しました。

今回は、牛乳の殺菌方法についてお話しますねnico
牛乳の殺菌方法は、その温度と時間により「超高温殺菌」「高温殺菌」「低温殺菌」の3種類に大別されます。
日本で市販されている牛乳の9割以上が、「超高温殺菌(超高温瞬間殺菌)」と呼ばれる120℃~130℃で2~3秒間で殺菌処理された牛乳です。
大量生産に向く方法なので価格を抑えられるというメリットはありますが、高温により有害菌だけでなく有用菌まで死滅してしまったり、カルシウムやたんぱく質が熱変性を起こしたりというデメリットもあります。
また、生乳の風味が損なわれ、独特の臭みも出てしまいますen

一方、低温殺菌法とは、摂氏100度以下で行う食品等の加熱殺菌方法で、牛乳の場合は、63~65℃で30分間加熱殺菌する「低温殺菌(低温保持殺菌)」の方法がとられています。
パスチャライゼーションとも言われますが、これはパスツールの名前に由来するものです。
「低温殺菌(低温保持殺菌)」は、人体に有害な菌のみを殺すのが目的であるため、害のない一部の微生物は残ります。
消費期限が短いこととコストが高いことがデメリットですが、牛乳本来の風味をほぼそのまま生かすことができるのが利点です。

実際に飲んでみると、その味の違いは歴然ですgya

お値段は少し高いですが、たまには贅沢をして食べ物本来のおいしさを楽しみたいですねheart3

 

2018.09.13更新

こんにちはflower2
管理栄養士の花田です。

「Smart Meal(スマートミール)」をご存知でしょうか

バランスの良い健康な食事を提供する飲食店や事業所を認証する制度で、今年度から始まりました。

制度の正式名称は、「健康な食事・食環境」認証制度で、日本栄養改善学会、日本高血圧学会など10学協会で構成されるコンソーシアムが審査・認証を行います。

認証基準は、厚生労働省が定める生活習慣病予防のための食事の目安や、日本人の食事摂取基準(2015年版)を基本として設けられました。
スマートミール1食当たりの基準には「ちゃんと」と「しっかり」の二つがあります。

「ちゃんと」・・・一般女性や中高年男性で、生活習慣病予防に取り組みたい人向け
「しっかり」・・・一般男性や身体活動量の多い女性で、生活習慣病予防に取り組みたい人向け 

 smart


また、基準に合った食事を提供するほかに、店内が禁煙であること、管理栄養士・栄養士がスマートミール作成・確認に関わっていること、「健康な食事」を説明できる人が店内にいることなども認定のための必須項目とされています。

第1回の審査結果が8月23日に発表されましたが、今回認証を得たのは68事業者です。
外食、中食、給食の3部門があり、個人店や大手チェーン店だけでなく、給食会社や社員食堂、コンビニエンスストアなども認証を得ています。

認証されたメニュー・商品には、次のようなロゴマークを付けることができます。

                          meal

外食や持ち帰り弁当を利用するときの目安になりますねheart3
もちろん、自分で作る食事に勝るものはありませんが、忙しい時には助かるし、メニューのヒントとしても活用できると思います。
もうそろそろ店頭に出回ると思うので、私もロゴマークのついた商品を探してみるつもりですnico

 

2018.08.30更新

こんにちはflower2
管理栄養士の花田です。

明日8月31日は「野菜の日」です。
消費者に野菜の栄養価値を再認識してもらい、その消費の促進を図ることを目的に、全国青果物商業協同組合連合会によって、1983年に制定されました。
「や(8)さ(3)い(1)」の語呂合わせなので分かりやすいですねnico

野菜の摂取量の目標は、ご存知のとおり「1日350g」です。
では、なぜ「350g」なのでしょうか

その根拠は、2000年から始まった「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」に示されています。
その要点は次のとおりです。
・カリウム、食物繊維、抗酸化ビタミンなどの摂取は、循環器疾患やがんの予防に効果的に働くと考えられているが、その適量摂取のためには、主たる供給源となる野菜を350~400g摂取することが望ましい。
・カルシウムの適量摂取には牛乳・乳製品、豆類、緑黄色野菜の寄与する割合が高いことから、各々130g、100g、120g以上を目標とする。

これらから「1日350gの野菜、そのうち120gは緑黄色野菜」という目標値が設定されました。

実際には、平成9年の国民健康栄養調査では、成人の1日あたりの野菜の平均摂取量は292g、緑黄色野菜98gとなっています。
ご自身の野菜の摂取状況はいかがですか
炒め物や鍋物の好きな方は、意外にたくさん食べていらっしゃるかもしれません。

身近な野菜の重さは、
トマト中1個=150~200g
にんじん中1本=200~250 g
ブロッコリー1株=300~400g
ピーマン中1個=30~40g
きゅうり中1本=80~100g
たまねぎ中1個=200~250g
だいこん中1本=約1㎏
はくさい葉1枚=80~100g

野菜は加熱するとかさが減るので、生の3~5倍の量を食べることができます。
サラダよりも炒め物や煮込み料理を多くすると、無理なく野菜の摂取量が増やせますね笑う

「野菜ジュースはどうですか?」という質問を時々受けますが、「野菜そのものを食べたことにはならないけれども、野菜を食べられないなら補助的に飲むのもよい」とお答えしています。
栄養素の損失、咀嚼回数の減少などから考えると、野菜そのものを食べた方がいいのは明らかですが、消化吸収の点ではプラス面もあります。
たとえば、トマトなどに含まれる赤色色素のリコペンは熱に強いので、炒めたり煮込んだりしても減少する心配がありません。
むしろ、加熱によって細胞が壊れることで吸収しやすくなるとも言われます。
また、リコペンをはじめとするカロテノイド系の色素は、油脂とともに摂取すると吸収率が高まるので、野菜ジュースをベースにした肉や魚の煮込み料理、スープなどもおススメです。

いろいろな方法で、野菜をおいしく食べていきましょうheart3

 

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