クリニックBlog

2018.09.20更新

こんにちはflower2

管理栄養士の花田です。

今回は、「保健機能食品」のうち、「栄養機能食品」についてのお話です。

「栄養機能食品」は、「食生活において特定の栄養成分の補給を目的として摂取をする者に対し、当該栄養成分を含むものとして国が定める基準に従い当該栄養成分の機能の表示をするもの」と規定されています。

現在、機能に関する表示を行うことができる栄養成分は、次の20種類です。
〇脂肪酸(1種類):n-3系脂肪酸(DHA、EPAなど)
〇ミネラル類(6種類):亜鉛、カリウム、カルシウム、鉄、銅、マグネシウム
〇ビタミン類(13種類):ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビオチン、葉酸、ビタミンB12、ビタミンC
いずれも通常の食品に含まれる栄養素で、人の生命活動に不可欠だと認められたものです。

「栄養機能食品」にはトクホのようなマークがなく、例えば、「栄養機能食品(カルシウム)」と栄養成分名を明記し、「カルシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です。」のように、その機能を表示することができます。
表示ができるのは、容器包装された加工食品及び生鮮食品です。
錠剤やカプセルの形状のサプリメント、ヨーグルトやジュースなどの加工食品のほか、最近は、トマトやピーマン、いちごstrawberryなどの生鮮食品にも「栄養機能食品」と記されているのをよく見かけるようになりました。

「栄養機能食品」は、1日当たりの摂取目安量の中に含まれる量が国の基準値に当てはまれば、申請や届け出なしにメーカーが自主的に表示できます。
例えば、葉酸の基準値は72~200㎍で、この範囲なら「栄養機能食品」と表示できます。
一方、胎児の神経管閉鎖障害を防ぐために、妊娠3ヶ月まで摂取することが推奨される量は1日400㎍なので、これに合わせたサプリメントは「栄養機能食品」と表示できません。
何だか変な感じがしますが、「栄養機能食品」は疾病リスク軽減を目的としたものではなく、栄養補給のためのものであることがよく分かりますねnico

 

≪栄養カウンセリング≫ 
日時:水曜・木曜 14:30~、15:30~、16:30~ お気軽にご予約ください。

 

2018.09.06更新

こんにちはflower2

管理栄養士の花田です。

今回は、「保健機能食品」のうち、「特定保健用食品(トクホ)」についてのお話です。

「特定保健用食品」は、1991年に法制化され、「特定の保健の目的で摂取する者に対し、その摂取により当該保健目的が期待できる旨の表示が許可された食品」と定義されています。
特定保健用食品に含まれる保健機能を有する成分を「関与成分」といい、「お腹の調子を整える」、「コレステロールの吸収を抑える」などの表示ができます。
食品ごとに有効性や安全性について国の審査を受ける必要がありますが、その管轄は、2009年に厚生労働省から消費者庁に移管されました。

特定保健用食品には、通常の個別許可型の他に、次の4つの種類があります。
〇特定保健用食品(規格基準型)
すでに特定保健食品としての許可実績が十分にあって科学的根拠が蓄積されている成分を用いたもの。個別審査はなく、規格基準に適合すれば許可される。(現在は、食物繊維3種類とオリゴ糖6種類)
〇特定保健用食品(疾病リスク低減表示)
関与成分の摂取による疾病リスクの低減が医学的・栄養学的に認められ確立されているもの。(現在は、骨粗鬆症リスク低減のためのカルシウムと、胎児の神経管閉鎖障害リスク低減のための葉酸)
〇特定保健用食品(再許可等)
既に許可を受けている食品であり、商品名や風味等の変更により改めて許可されたもの。
〇条件付き特定保健用食品
特定保健用食品の許可のレベルには届かないが一定の有効性が確認される食品について、限定的な科学的根拠である旨の表示をすることを条件として許可対象とされるもの。

 トクホ

平成30年9月3日現在、1,053食品が許可を受け、トクホマークが付けられています。

許可要件に「日常的に食される食品であること」とあるので、飲料や油脂が多いですねmeal
商品のパッケージには必ず「食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。」と書かれているのはご存知でしょうか
特定保健用食品の有効性は科学的に認められてはいますが、あくまでも食品なので、効果を期待しすぎることのないよう、上手に利用していきましょうnico

 

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