クリニックBlog

2018.04.19更新

こんにちはflower2

管理栄養士の花田です。

腸内環境の改善についてのお話が続いていますが、今回は、ビフィズス菌や乳酸菌そのものを摂っても効果があるのかを考えてみたいと思います。

まず、乳酸菌とビフィズス菌の違いに注目してみましょう。
ヒトの腸内には数100種類、100兆個以上の腸内細菌が存在すると言われますが、健康な人の場合、その2割が善玉菌1割が悪玉菌、残りは日和見菌です。
善玉菌が多ければいいというものでもなく、これらのバランスを保つことが大切です。
善玉菌と聞くと乳酸菌を思い浮かべる方が多いと思いますが、実は、ヒトの腸内の善玉菌の大部分はビフィズス菌です。
乳酸菌がオリゴ糖や食物繊維を分解する際に乳酸を作り出すのに対して、ビフィズス菌は乳酸だけでなく酢酸も作ります。
酢酸は悪玉菌の増殖を抑える作用がより大きいので、腸内環境の改善効果も高くなります。

乳酸菌やビフィズス菌は胃酸に弱いため、最近では、特殊な加工によって「生きたまま腸まで届く」を可能にしたヨーグルトやサプリメントがたくさん出回っています。
でも、生きたまま腸まで届いたとしても、すでに存在する菌に交じって定着できるかどうかは分からず、実際には排泄されてしまうことも確かめられていますshun
では、定着しないなら摂っても意味がないのでしょうか

腸管には、有害な異物の侵入を防ぐための充実した免疫システムがあり、身体全体の免疫細胞や抗体の60%が集中していると言われます。
生きた菌であっても死んだ菌であっても、その菌体成分が腸管の免疫細胞を刺激する効果があるので、「生きたまま腸まで届く」ことよりも、むしろどれだけ多くの菌を摂取できるかが大きなポイントmagnifierとなるそうです。

乳酸菌やビフィズス菌の豊富なヨーグルトを食べるのもいいですが、乳脂肪の摂り過ぎが心配なので、低脂肪や無脂肪のものに替えたり、ぬか漬け、味噌、キムチなどの植物性食品を利用したりするのもいいですねheart3
いずれにせよ、ご自身の腸の働きの改善が感じられ、効果が実感できる食品を継続して利用することをおすすめしますnico

 

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