クリニックBlog

2019.02.07更新

こんにちはflower2
管理栄養士の花田です。

今回は、ビタミンAの過剰摂取による健康障害について詳しくお知らせしたいと思います。

「ビタミンAの過剰摂取による影響」については、内閣府の食品安全委員会からファクトシート(科学的知見に基づく概要書)が公表されています。
それによると、ビタミンAを含む薬剤の大量服用や含有量の多い動物性食品の多量摂取を控えること特に、妊娠3ヶ月以内または妊娠を希望する女性については、胎児への影響(催奇形性)を考え、過剰摂取をしないように、注意喚起がされています。

実際にどれぐらいの摂取量で健康障害が起こるのか、その最小用量については、具体的な数値がEU食品科学委員会によって報告されています。
ビタミンA
μgREは見慣れない単位ですが、「レチノール当量(RE)」(レチノール活性当量)です。
ビタミンAは、動物性食品にはレチノールとして含まれますが、植物性食品にはカロテン、クリプトキサンチンなどのプロビタミンAとして含まれ、体内で必要な量だけレチノールに変換されます。これら全てをレチノールに換算した値が「レチノール当量」です。

日常的な食品で最も多くビタミンAを含むのは鶏レバーで、100g当たり14,000μgREです。
催奇形性の最小用量は、上の表から3,000μgRE/日なので、1日量は21.4gとなります。
この他、豚レバーの1日量は23.0g、うなぎの蒲焼は200g、牛レバーは272.7gです。
ただし、厚生労働省は、妊婦は食事摂取基準の推奨量(650~780μgRE/日)を超えないようにと勧告しているので、それを踏まえると、レバーとうなぎは量を減らす方がいいですねni
もちろん、ビタミンA欠乏も胎児の発育に悪影響を与えるので、緑黄色野菜や果物からプロビタミンAをしっかり摂るようにしましょうheart3
その他の健康障害項目については、次回にお話ししますねnico

≪栄養カウンセリング≫ 
日時:水曜・木曜 14:30~、15:30~、16:30~ お気軽にご予約ください。

 

2019.01.24更新

こんにちはflower2
管理栄養士の花田です。

前回は、ビタミンDにインフルエンザ予防効果があることをお伝えしました。
ビタミンDは、気道粘膜に作用して、インフルエンザウイルスの働きを抑えるタンパク質を分泌させるというホルモンのような働きをしますが、他にもホルモン様作用を持つビタミンがあります。
それは、ビタミンAです。

ビタミンAはレチノールとも呼ばれ、ビタミンDと同じく、脂溶性ビタミンの1つです。
体内ではレチノール・レチナール・レチノイン酸という3種類の活性型で作用し、皮膚や粘膜の正常保持・視覚の正常化・成長および分化などに関与しています。
なかでも、レチノイン酸は、細胞内の受容体と結合して、DNAの転写やタンパク質の合成をコントロールし、生体内での様々な遺伝子の発現を調節しています。
細胞分化を誘導したり抑制したりして、身体各部を正常な状態に保つので、化粧品や医薬品としても利用されています。
たとえば、皮膚の場合は、表皮細胞の分化を促進し、古い角質を取り除き、肌の再生を促進したり、メラニン色素をスムーズに排出することでシミを防いだりしますheart3

このように、細胞の正常化に欠かせないビタミンAですが、脂溶性のため、摂り過ぎると体内に蓄積され、様々な健康被害が起こるおそれがありますshun
過剰症の症状としては、急性症状は、腹痛、悪心、皮膚落屑など、慢性症状は、皮膚乾燥、脱毛、脳圧亢進などを示します。
また、「妊娠中はビタミンAを摂りすぎないように」と言われますが、これは胎児の細胞の分化が進み過ぎて催奇形性のリスクが高まるからです。

ビタミンAを多く含むのは、レバー、うなぎ、ほたるいか、人参、ほうれん草などです。
人参やほうれん草などの植物性食品にはカロテンとして含まれ、体内で必要に応じてビタミンAに変換されるので、こちらは気にしなくても構いません。
最も多いのは鶏レバーで、ほんの25gで妊婦の摂取上限量に達してしまいます。
また、サプリメントに「カロテン」でなく「ビタミンA」として含まれているものは、過剰に摂取しないように1日量を守ってくださいねnico

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2019.01.10更新

こんにちはflower2

管理栄養士の花田です。

お正月の暖かさとは打って変わって、今週からまた寒くなりましたが、皆様は体調を崩されていないでしょうか
厚生労働省の1月9日の報告によると、インフルエンザの流行が本格化し、今シーズンの患者数の累計が100万人を超えたとのことですabon

冬にはインフルエンザをはじめ、ウイルス感染症にかかりやすくなりますが、その理由は、気温の低下と乾燥にあります。
インフルエンザウイルスやノロウイルスは低温・乾燥の環境下では寿命が延びることに加え、乾燥によりウイルス中の水分が蒸発して軽くなり、空気中に浮遊しやすくなります。
それらが乾燥によってダメージを受けた口腔や鼻腔の粘膜などに付着しやすくなり、体温の低下によって代謝活動や免疫力が低下したヒトの体内で増殖します。
つまり、乾燥が大敵で、湿度を適度に保つことと適切な水分補給が予防の第一と言えます。

そして、もう一つ、ビタミンDの不足もウイルス感染症に大きく関わっています。
前回、ビタミンDの不足が妊娠率や出産率、流産率に影響することお伝えしましたが、ビタミンDには免疫機能を調節する働きもあります。
ビタミンDがインフルエンザを予防するという研究はいくつか報告されていますが、東京慈恵会医科大学の国際共同研究チームが、メタ解析によって、ビタミンDのサプリメントの投与がインフルエンザや気管支炎、肺炎などの呼吸器の感染症の2割を予防することを示しました。
ビタミンDは気道粘膜に作用して、ディエンシンというタンパクを分泌させ、これが天然の抗インフルエンザ薬として作用し、インフルエンザウイルスの気道粘膜への感染を防ぐというメカニズムだとのことですni

日照時間の短い冬は、体内でのビタミンDの生成量が減ってしまい、血中ビタミンD濃度は8月に最高、2月に最低となり、その差はおよそ2倍と言われていますshun
この不足を補うために、私も昨年12月からビタミンDのサプリメントを摂っています。
めったに風邪もひかない丈夫な身体なので、ビタミンDがどれほどの効果を発揮してくれているのかは不明ですが、今のところインフルエンザにはかかっていません。
湿度アップと水分補給、ビタミンDサプリメントで、この冬を乗り切りたいと思いますnico

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2018.12.20更新

こんにちはflower2
管理栄養士の花田です。

今年は暖冬で、12月とは思えないほど暖かい日が続いています。
小春日和は嬉しいのですが、日差しが強いと紫外線が気になってしまいますねehe

冬の紫外線量は夏に比べて減少するものの、ゼロになるわけではありません。
地上に降り注ぐ紫外線のうち、日焼けなどの即時的な変化をもたらすのはUVB波ですが、冬には、夏のピーク時の1/4ぐらいになります。
このため、冬には夏のようなひどい日焼けになることはほぼありません。
一方、シミやしわの原因となるUVA波は、冬でも夏の1/3ぐらいは降り注いでいます。
よって、冬でも長時間日差しを浴びれば、光老化が進んでしまいますshun

紫外線対策の基本は、やはり日焼け止め剤を使用することですねni
また、乾燥しやすい冬は、肌のバリア機能が低下して紫外線の影響を受けやすくなるので、日焼け止め剤を塗る前にしっかりと保湿ケアを行うことも欠かせません。

肌にとっては大敵の紫外線ですが、体内でのビタミンDの生成には不可欠なものです。
ビタミンDは、紫外線を浴びることによって、人の皮膚でプロビタミンDから変換されてできるので、日照時間の短い冬は体内での生成量が少なくなります

ビタミンDは、小腸からのカルシウムの吸収を促進し、血液中のカルシウム濃度を一定に保つ働きがあるので、不足すると骨疾患が起こりやすくなります。
また、生殖分野では、妊娠前からビタミンDが充足している女性は、不足している女性に比べて妊娠率や出産率が高く、流産率が低いという研究結果が報告されています。
さらに、妊婦がビタミンD欠乏症であると、胎児にも欠乏症が起きる可能性があり、特に、骨疾患であるくる病が問題となっています。

食べ物では、ビタミンDは魚類キノコ類などに多く含まれています。
これらを食べる頻度が少なく、日光にもあまり当たらない生活をしている人はビタミンDが欠乏しているおそれがあります。
サプリメントでも摂ることができるので、気になる方はお試しくださいねnico

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2018.12.06更新

こんにちはflower2

管理栄養士の花田です。

このところ、栄養カウンセリングでは、体重管理についてのご相談が続いています。
加齢とともに痩せにくくなった、生活のリズムが変わって体重が増え始めたなどのご相談が多いです。
また、インスリン抵抗性の検査の結果がよくなかった方の中には、体重を減らすことで改善できると思われる方もいらっしゃいます。

体重は、ただ減らせばよいというものではなく、その人にとって適正な体重を見つけることが大切だと私は考えています。
適正な体重は、だいたい次のような手順でご提案させていただいています。
① BMIや検査値、身体症状の有無などから、減量が必要かどうか見極める。
② これまでの体重変動の経過も加味し、最も体調が良かった時の体重や、妊娠及び妊娠の継続に適した体重を考え、目安とする。
➂ 体重が増えた原因を、食事・運動・生活リズムなどから見つけ出す。
④ ➂を踏まえ、適正な体重に近づくために、現在の生活の中でできることを考える。

「栄養指導」と聞くと厳しい食事制限がイメージされますが、それは過去のことで、時間栄養学alarm clockの考え方が浸透した現在は、食事内容そのものよりも生活リズムの改善や食事時間の調整の方が主眼となっています。
同じ食事内容でも、朝昼夜の配分や夕食の時間、間食のタイミングなどを変えると、それだけで体調が良くなり、適正な体重に近づきます。

また、インスリン抵抗性がある方も、食べる時間帯や順序、食品の組み合わせなどに気を付けて糖質を摂ると、急激な血糖値上昇を防ぐことができるので、過剰なインスリン分泌を抑えることができます。

そして、これらの食べ方を続ければ、妊娠糖尿病のリスクを減らすことも可能です。

「栄養指導」のイメージが少し変わられたでしょうか
当院では、「栄養指導」ではなく「栄養カウンセリング」として、患者様との対話を大切にし、栄養の専門家の立場からご自身に合った食事についての助言をさせていただいています。
どんなご相談でもお受けいたしますので、どうぞお気軽にお越しくださいねnico

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2018.11.22更新

こんにちはflower2

管理栄養士の花田です。

先日、患者様から、「必要なサプリメントがあれば早めに教えてほしい」とのご意見をいただいたので、それについてお答えしたいと思います。

第一に必要なのは「葉酸」です。
胎児の神経管閉鎖障害を防ぐために有用であることが分かっており、厚生労働省からも1日400㎍、サプリメントで摂取することが推奨されています。
葉酸はビタミンB群のひとつで、食品にも含まれますが、食品中の葉酸は吸収率が低いので、サプリメントで補う必要があります。

そして、葉酸以外のサプリメントは、食事量が極端に少ない、または栄養が偏っている人以外は特に必要ありません
通常の食事量なら、ビタミンやミネラルなどの必要量は摂れている方がほとんどですので、補うとしてもベースサプリと呼ばれるマルチビタミンマルチミネラルで充分です。
お魚が苦手で食べられない方には、DHA・EPAのサプリメントをお勧めしています。
貧血症状がある場合は、医薬品の鉄剤かヘム鉄のサプリメントが有効です。

また、医師からDHEAメラトニンを勧められている方は、指示通りにご利用ください。
DHEAやメラトニンは海外から個人輸入することも可能ですが、メーカーによって品質が異なり、粗悪品もありますので、クリニック推奨のものが安心ですni

この他、亜鉛ビタミンDコエンザイムQ10カルニチンレスベラトロールイノシトールラクトフェリンなど、お身体の状態や治療段階に応じて医師から勧められる場合があると思いますが、その場合は指示通りになさってください。

「妊活サプリ」と称して様々なサプリメントが販売されていますが、サプリメントは単なる「食品」であり、「魔法の薬」ではありません。
飲んだからといって劇的に効果が表れたり、飲まなかったからといって妊娠できないということもありません。
誇大広告に惑わされず、ご自身に必要なものをお選びくださいねnico

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2018.11.01更新

こんにちはflower2
管理栄養士の花田です。

今回は、近年注目されているレスベラトロールについてのお話です。

レスベラトロールは、ブドウの皮や赤ワインwine、ピーナッツの渋皮などに含まれるポリフェノールの一種です。
脂肪分の多い料理を食べているフランス人が心臓血管系の病気になりにくい (フレンチパラドックス)のは、赤ワインをたくさん飲む習慣があるからだということで、赤ワインに多く含まれるレスベラトロールが注目されましたni

2003年には、ハーバード大学のデービッド・シンクレア博士の研究チームによって、レスベラトロールが酵母の長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)の発現を促すことが報告され、有名になりました。
さらに多くの研究が行われ、抗酸化作用・抗炎症作用・癌抑制作用・認知症の予防効果・血糖降下作用・脂肪の合成や蓄積に関わる酵素の抑制効果なども報告されています。
抗酸化作用のある栄養成分と言えばビタミンEやCがよく知られていますが、レスベラトロールはビタミンCの50倍の抗酸化作用を持つとも言われます。

近年は、生殖医療分野でもレスベラトロールの効果を示す論文が発表されています。
ウシやマウスなどの動物実験における研究ですが、レスベラトロールが卵子のミトコンドリアの働きを促進し、卵子の質を改善して胚発生能を向上させたことを示唆する結果が出ています。

卵子を含め、ヒトの細胞のほとんどは、細胞内のミトコンドリアという器官でエネルギーを作っていますが、その機能は年齢とともに低下してしまいますnamida
卵子のミトコンドリアの働きが悪くなるとエネルギー不足になり、受精しても良好な胚が育たなくなってしまいますが、この機能を回復させる効果がレスベラトロールにあるのではないかと考えられています。
今は動物実験のレベルで、ヒトでの効果が実証されているわけではありませんが、今後の臨床研究が期待されますねnico

 

2018.10.04更新

こんにちはflower2

管理栄養士の花田です。

今回は、「保健機能食品」のうち、「機能性表示食品」についてのお話です。

平成27年4月の食品表示法施行に伴い、機能性表示食品制度が開始されました。
「機能性表示食品」とは、「事業者の責任で、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品で、販売前に安全性及び機能性の根拠に関する情報が消費者庁に届け出られたもの」です。

機能性表示食品のパッケージには、「脂肪の吸収を穏やかにする」「おなかの調子を整える」などの特定の保健の目的が期待できる機能性を表示することができます。
トクホのようなマークはなく、「機能性表示食品」と記載されます。
販売60日前までに、機能性および安全性についての根拠となる資料を添えて、消費者庁長官に届け出なければなりません。
「機能性」については、最終製品を用いた臨床試験や機能性成分の文献調査などによって、「安全性」については、動物・人に対する安全性試験の実施や安全性に関する既存情報の調査などによって証明します。

機能性表示食品の対象となるのはほぼすべての食品で、サプリメントや加工食品だけでなく、野菜や魚介類などの生鮮食品も含まれます。
生鮮食品と聞くと意外な感じがしますが、現在、みかん(β-クリプトキサンチン)りんご(プロシアニジン)大豆もやし(大豆イソフラボン)トマト(GABA)米(GABA)カンパチ(DHA・EPA)などの18の生鮮食品が届け出されています。

機能性表示食品制度のおかげで、健康に有益な食品を選びやすくなったことは喜ばしいことですが、、特定保健用食品のように消費者庁長官の個別の許可を受けたものではなく、事業者による届出のみの制度のため、信頼できる商品であるかを消費者側が見極めていく必要がありますsun
消費者庁のホームページでは「機能性表示食品制度届出データベース」を設け、全ての機能性表示食品の届出情報を検索・閲覧できるようになっています。
また、メーカーのホームページにも研究資料や届出情報が掲載されているので、それらを参考に、ご自身に必要なものであるかを判断されるとよいと思いますni

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2018.09.20更新

こんにちはflower2

管理栄養士の花田です。

今回は、「保健機能食品」のうち、「栄養機能食品」についてのお話です。

「栄養機能食品」は、「食生活において特定の栄養成分の補給を目的として摂取をする者に対し、当該栄養成分を含むものとして国が定める基準に従い当該栄養成分の機能の表示をするもの」と規定されています。

現在、機能に関する表示を行うことができる栄養成分は、次の20種類です。
〇脂肪酸(1種類):n-3系脂肪酸(DHA、EPAなど)
〇ミネラル類(6種類):亜鉛、カリウム、カルシウム、鉄、銅、マグネシウム
〇ビタミン類(13種類):ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビオチン、葉酸、ビタミンB12、ビタミンC
いずれも通常の食品に含まれる栄養素で、人の生命活動に不可欠だと認められたものです。

「栄養機能食品」にはトクホのようなマークがなく、例えば、「栄養機能食品(カルシウム)」と栄養成分名を明記し、「カルシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です。」のように、その機能を表示することができます。
表示ができるのは、容器包装された加工食品及び生鮮食品です。
錠剤やカプセルの形状のサプリメント、ヨーグルトやジュースなどの加工食品のほか、最近は、トマトやピーマン、いちごstrawberryなどの生鮮食品にも「栄養機能食品」と記されているのをよく見かけるようになりました。

「栄養機能食品」は、1日当たりの摂取目安量の中に含まれる量が国の基準値に当てはまれば、申請や届け出なしにメーカーが自主的に表示できます。
例えば、葉酸の基準値は72~200㎍で、この範囲なら「栄養機能食品」と表示できます。
一方、胎児の神経管閉鎖障害を防ぐために、妊娠3ヶ月まで摂取することが推奨される量は1日400㎍なので、これに合わせたサプリメントは「栄養機能食品」と表示できません。
何だか変な感じがしますが、「栄養機能食品」は疾病リスク軽減を目的としたものではなく、栄養補給のためのものであることがよく分かりますねnico

 

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2018.09.06更新

こんにちはflower2

管理栄養士の花田です。

今回は、「保健機能食品」のうち、「特定保健用食品(トクホ)」についてのお話です。

「特定保健用食品」は、1991年に法制化され、「特定の保健の目的で摂取する者に対し、その摂取により当該保健目的が期待できる旨の表示が許可された食品」と定義されています。
特定保健用食品に含まれる保健機能を有する成分を「関与成分」といい、「お腹の調子を整える」、「コレステロールの吸収を抑える」などの表示ができます。
食品ごとに有効性や安全性について国の審査を受ける必要がありますが、その管轄は、2009年に厚生労働省から消費者庁に移管されました。

特定保健用食品には、通常の個別許可型の他に、次の4つの種類があります。
〇特定保健用食品(規格基準型)
すでに特定保健食品としての許可実績が十分にあって科学的根拠が蓄積されている成分を用いたもの。個別審査はなく、規格基準に適合すれば許可される。(現在は、食物繊維3種類とオリゴ糖6種類)
〇特定保健用食品(疾病リスク低減表示)
関与成分の摂取による疾病リスクの低減が医学的・栄養学的に認められ確立されているもの。(現在は、骨粗鬆症リスク低減のためのカルシウムと、胎児の神経管閉鎖障害リスク低減のための葉酸)
〇特定保健用食品(再許可等)
既に許可を受けている食品であり、商品名や風味等の変更により改めて許可されたもの。
〇条件付き特定保健用食品
特定保健用食品の許可のレベルには届かないが一定の有効性が確認される食品について、限定的な科学的根拠である旨の表示をすることを条件として許可対象とされるもの。

 トクホ

平成30年9月3日現在、1,053食品が許可を受け、トクホマークが付けられています。

許可要件に「日常的に食される食品であること」とあるので、飲料や油脂が多いですねmeal
商品のパッケージには必ず「食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。」と書かれているのはご存知でしょうか
特定保健用食品の有効性は科学的に認められてはいますが、あくまでも食品なので、効果を期待しすぎることのないよう、上手に利用していきましょうnico

 

≪栄養カウンセリング≫ 
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