クリニックBlog

2018.11.01更新

こんにちはflower2
管理栄養士の花田です。

今回は、近年注目されているレスベラトロールについてのお話です。

レスベラトロールは、ブドウの皮や赤ワインwine、ピーナッツの渋皮などに含まれるポリフェノールの一種です。
脂肪分の多い料理を食べているフランス人が心臓血管系の病気になりにくい (フレンチパラドックス)のは、赤ワインをたくさん飲む習慣があるからだということで、赤ワインに多く含まれるレスベラトロールが注目されましたni

2003年には、ハーバード大学のデービッド・シンクレア博士の研究チームによって、レスベラトロールが酵母の長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)の発現を促すことが報告され、有名になりました。
さらに多くの研究が行われ、抗酸化作用・抗炎症作用・癌抑制作用・認知症の予防効果・血糖降下作用・脂肪の合成や蓄積に関わる酵素の抑制効果なども報告されています。
抗酸化作用のある栄養成分と言えばビタミンEやCがよく知られていますが、レスベラトロールはビタミンCの50倍の抗酸化作用を持つとも言われます。

近年は、生殖医療分野でもレスベラトロールの効果を示す論文が発表されています。
ウシやマウスなどの動物実験における研究ですが、レスベラトロールが卵子のミトコンドリアの働きを促進し、卵子の質を改善して胚発生能を向上させたことを示唆する結果が出ています。

卵子を含め、ヒトの細胞のほとんどは、細胞内のミトコンドリアという器官でエネルギーを作っていますが、その機能は年齢とともに低下してしまいますnamida
卵子のミトコンドリアの働きが悪くなるとエネルギー不足になり、受精しても良好な胚が育たなくなってしまいますが、この機能を回復させる効果がレスベラトロールにあるのではないかと考えられています。
今は動物実験のレベルで、ヒトでの効果が実証されているわけではありませんが、今後の臨床研究が期待されますねnico

 

投稿者: 医療法人正育会春木レディースクリニック


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