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不妊カウンセラーより

着床に影響する子宮環境について

「銅」と「亜鉛」

皆さま、こんにちは。不妊カウンセラーの磯田です。

3月も半ばに入り、気温が高い日も徐々に増えてきました。

本日は着床に影響する子宮環境と題して「銅」と「亜鉛」の関係についてお話しします。

 

「銅」と「亜鉛」は血液中のミネラルであり、細胞の機能に関わる微量金属です。

 

「銅」が子宮内に存在すると着床を妨害することがわかっていますので、妊娠率の低下に結びつく可能性があります。

厚生労働省の統計[国民健康・栄養調査]から、下記のように現代の日本人の食生活では「銅」の摂取量が非常に多く、「亜鉛」の摂取量が必要以上に低下している事が報告されています。

    銅:必要量0.90mg/日、摂取量0.97mg/日

    亜鉛:必要量10.0mg/日、摂取量6.5mg/日

 

「銅」と「亜鉛」の比率が増加すると、妊娠率の低下だけではなく、酸化ストレス・妊娠高血圧症候群のリスクが増加します。体内での「銅」の吸収経路は「亜鉛」と同じである事から、「銅」と「亜鉛」は競合しており、より濃度の高い方が吸収されやすくなります。

この事から、「銅」と「亜鉛」の比率を減らすには、「亜鉛」をしっかり摂取する事が重要です。

 

「亜鉛」は、牡蠣・豚レバー・牛肉・ほたて・納豆・精白米・もめん豆腐・卵・チーズなどに特に多く含まれています。これらを毎日とるのは難しい方もいるかもしれません。

その場合は、気軽に補えるサプリメントがおすすめです。「亜鉛」のサプリメントは腸内の亜鉛濃度を上昇させますので、結果的に血液中の「亜鉛」が増え、「銅」が減ります。

従って、「銅」の濃度が高い方は、15mgぐらい「亜鉛」を含有しているサプリメント(上限:35mg)を摂取する事が有効です。

 

「銅」と「亜鉛」の比率は、当院でも検査が可能です。

検査やサプリのご希望などは診察室で医師にご相談下さいね。

 

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磯田(不妊カウンセラー)

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