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不妊カウンセラーより

排卵について

日ごとに春めいてまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

不妊カウンセラーの山口です。

今回は排卵についてお話ししたいと思います。

 

女性は生まれたときから100~200万個の卵子の元である原始細胞「卵胞のもと」を持っています。思春期になると、脳の下垂体という器官から分泌されるホルモンの刺激により毎月いくつかの卵胞が成熟しはじめます。その中で選ばれたただ1つの卵胞が大きく成熟し、この成熟卵胞から卵子が排出されます。これが、「排卵」です。

 

毎月1回の排卵には約1000個の卵子が消費されます。

出生時200万個あった卵母細胞は加齢にともなって減少し、10代で30万個、20代で10万個、30代で2~3万個、閉経時にはゼロに近づきます。

個人差はありますが、女性が一生で排卵する卵子の数は400個~500個と推定されています。

 

排卵時には以下の症状があらわれることがあります。

 

★排卵痛(腹痛)

排卵日からその前後1~2日に排卵痛という腹痛が起こることが知られています。排卵痛は、卵子が卵巣から排出されるときに卵胞が破れ、卵胞液と血液が流れ出して腹膜を刺激することから起こるものです。

 

★出血(性器出血)

排卵日の前後2~3日に、ごく少量の出血が起こります。これは、卵子が卵巣から排出されるときに卵胞が破れ、血液が流れ出したものが性器出血という症状としてあらわれるものです。また、卵巣内の卵胞からのエストロゲン分泌量が急激に変動することにより、一部の子宮内膜が剥がれ落ち、月経(生理)様の出血が起こることがあります。 

 

★おりもの増加

排卵日が近くなるとおりものが増加します。このおりものは粘り気が強いという特徴があります。粘り気が強く量の多いおりものが3日以上続くと、排卵間近のサインとされています。排卵日には、おりものは減少します。(おりものには個人差があるため、おりものの量が増えたからといって、必ずしも排卵日とは限りません)

 

ところで、排卵前に頭痛・腹痛などの痛みがあり、痛み止めを服用される方もいらっしゃると思います。痛み止めの薬もいろいろありますが、非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)は排卵を抑制するおそれがあるため、できるだけアセトアミノフェン製剤をご利用ください。

 <例>NSAIDs:ロキソニン、バファリンなど

  アセトアミノフェン製剤:カロナール、タイレノールなど

 

どの薬を飲めばよいか分からず不安に思われる場合は、必ず医師や薬剤師にご相談ください。

今回は排卵にまつわるお話しをさせていただきました。今後も、春木レディースクリニック不妊カウンセラーは、皆様に様々な情報をお届けしてまいります。

 

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