クリニックBlog

2018.08.30更新

こんにちはflower2
管理栄養士の花田です。

明日8月31日は「野菜の日」です。
消費者に野菜の栄養価値を再認識してもらい、その消費の促進を図ることを目的に、全国青果物商業協同組合連合会によって、1983年に制定されました。
「や(8)さ(3)い(1)」の語呂合わせなので分かりやすいですねnico

野菜の摂取量の目標は、ご存知のとおり「1日350g」です。
では、なぜ「350g」なのでしょうか

その根拠は、2000年から始まった「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」に示されています。
その要点は次のとおりです。
・カリウム、食物繊維、抗酸化ビタミンなどの摂取は、循環器疾患やがんの予防に効果的に働くと考えられているが、その適量摂取のためには、主たる供給源となる野菜を350~400g摂取することが望ましい。
・カルシウムの適量摂取には牛乳・乳製品、豆類、緑黄色野菜の寄与する割合が高いことから、各々130g、100g、120g以上を目標とする。

これらから「1日350gの野菜、そのうち120gは緑黄色野菜」という目標値が設定されました。

実際には、平成9年の国民健康栄養調査では、成人の1日あたりの野菜の平均摂取量は292g、緑黄色野菜98gとなっています。
ご自身の野菜の摂取状況はいかがですか
炒め物や鍋物の好きな方は、意外にたくさん食べていらっしゃるかもしれません。

身近な野菜の重さは、
トマト中1個=150~200g
にんじん中1本=200~250 g
ブロッコリー1株=300~400g
ピーマン中1個=30~40g
きゅうり中1本=80~100g
たまねぎ中1個=200~250g
だいこん中1本=約1㎏
はくさい葉1枚=80~100g

野菜は加熱するとかさが減るので、生の3~5倍の量を食べることができます。
サラダよりも炒め物や煮込み料理を多くすると、無理なく野菜の摂取量が増やせますね笑う

「野菜ジュースはどうですか?」という質問を時々受けますが、「野菜そのものを食べたことにはならないけれども、野菜を食べられないなら補助的に飲むのもよい」とお答えしています。
栄養素の損失、咀嚼回数の減少などから考えると、野菜そのものを食べた方がいいのは明らかですが、消化吸収の点ではプラス面もあります。
たとえば、トマトなどに含まれる赤色色素のリコペンは熱に強いので、炒めたり煮込んだりしても減少する心配がありません。
むしろ、加熱によって細胞が壊れることで吸収しやすくなるとも言われます。
また、リコペンをはじめとするカロテノイド系の色素は、油脂とともに摂取すると吸収率が高まるので、野菜ジュースをベースにした肉や魚の煮込み料理、スープなどもおススメです。

いろいろな方法で、野菜をおいしく食べていきましょうheart3

 

投稿者: 医療法人正育会春木レディースクリニック

2018.08.16更新

こんにちはflower2
管理栄養士の花田です。

このお盆は、世界の金融市場が大荒れでしたねehe
「トルコショック」によって、欧州株・新興国通貨に売りが広がり、その混乱が日本の株式市場にも波及しました。
8月13日の日経平均株価の大幅下落には驚きましたabon
14日以降は次第に戻りつつありますが、政治と経済の強い結びつきを感じる出来事でした。

さてさて、話は変わって、トルコと言えば、トルコアイスですね ice cream
(変わりすぎで、すみません)

店頭でパフォーマンスをしながら練る「のび~るアイス」として人気がありますが、本場トルコでは、ドンドゥルマ(ドンドルマ)と呼ばれます。
ドンドゥルマは、トルコ語で「凍らせたもの」の意味で、トルコでは各種アイスクリーム、氷菓全般を指すそうです。

トルコの伝統的なドンドゥルマは、砂糖、羊乳、サーレップなどが原料です。
サーレップは、トルコ山岳部に自生するラン科の植物の根茎を粉にしたものです。
このサーレップに乳と砂糖を加え、いったん沸騰させた後、ヨーグルト状の固さまで煮つめます。
これを冷やして固めたものを、空気を含ませながら長時間練り上げることで、お餅のような粘りが生じます。
トルコアイスの独特の粘りはサーレップによるものだったのですねni

では、サーレップの粘り成分は何かというと、こんにゃく芋にも多く含まれるグルコマンナンという食物繊維です。
グルコマンナンには、水を吸うと膨張し、熱を加えると糊のような粘りが出るという性質があります。
こんにゃくは、この性質を利用し、アルカリを加えて固めたものです。

グルコマンナンは食物繊維なので、人の消化酵素では消化できず、大腸まで運ばれて腸内細菌のエサになります。
また、胃の中で膨張するので、満腹感を与え、食欲を抑える成分として、ダイエット食品にも利用されています。

トルコアイスは、美味しくてパフォーマンス性があるだけでなく、意外にも健康効果の高いお菓子だということが分かりましたheart3

 

投稿者: 医療法人正育会春木レディースクリニック

2018.08.02更新

こんにちはflower2
管理栄養士の花田です。

今日8月2日は「カレーうどんの日」です。
カレーうどんが日本全国に浸透して100年となるのを記念して、2010年に、「カレーうどん100年革新プロジェクト」チームが制定しました。
6月2日が「カレーの日」、7月2日が「うどんの日」であることから、8月2日が選ばれたそうです。

日本で初めてカレーうどんが提供されたのは、1904年(明治37年)頃、東京・早稲田の老舗のお蕎麦屋さんだと言われています。
当時人気のあった洋食のカレーライスに対抗して、和と融合したカレーうどんが考案されたそうです。
カレーうどんだけでなく、カレーパン、あんパン、天津飯、オムライスなども日本発祥の食べ物ですが、日本人の食のバランス感覚には驚かされますねgya

カレーにはたくさんのスパイスが使われています。

よく知られているのは、ターメリックですね。
カレー独特の色のもとになるスパイスで、ウコンとも呼ばれます。
黄色い色素成分はクルクミンで、これには、胆汁の分泌を促し、肝機能を高める効果があるとして、お酒をよく飲む人向けの健康食品にも利用されています。

また、カレーに特有の香りと辛味を与えるクミンもよく知られています。
インド料理に必須のスパイスで、ガラムマサラやチャツネを作る際にもよく使われます。
インドやヨーロッパでは、健胃薬や駆風薬(胃腸内にたまったガスの排出を促進する薬)、利尿剤としても用いられるそうです。

この他、カルダモン、シナモン、クローブ、ローレル、ガーリックなどもよく使われます。
いずれも生薬としても利用され、健胃、鎮痛、殺菌などの効果があります。

漢方生薬名を挙げておきましょう。
カルダモン ー 小豆蔲(ショウズク)
シナモン ー 桂皮(ケイヒ)
クローブ ー 丁子(チョウジ)
ローレル ー 月桂樹葉(ゲッケイジュヨウ)
ガーリック ー 大蒜(タイサン)

カレーの本場であるインドには、アーユルヴェーダという伝統医学がありますが、中国医学と同じく、薬食同源・医食同源の考え方をベースとしています。
さまざまな効能を持つスパイスが組み合わされたカレーには、身体が本来持っている自然治癒力を高め、心身の健康を保つ知恵がたくさん詰まっています。
今年の猛暑を乗り切るために、カレーもメニューに加えてみてくださいねnico

 

投稿者: 医療法人正育会春木レディースクリニック

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