クリニックBlog

2018.04.05更新

こんにちはflower2
管理栄養士の花田です。

大阪各地では、満開だった桜も見頃を終えつつあるようです。
今年は例年よりも開花が早い分、すでに葉桜となっている所もあり、急ぎ足の春に心を悩まされる今日この頃ですshun

こんな思いは、いにしえの人々も感じていたようで、桜を題材にしたいろいろな作品が残っています。
平安時代には、
世の中に たえて桜のなかりせば 春の心は のどけからまし
(この世の中に、桜というものがなかったら、春をのどかな気持ちで過ごせるだろうに)
伊勢物語のモデルだと言われる、在原業平の有名な歌です。

鎌倉時代には、兼好法師が『徒然草』の中で、次のように評しています。
花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは
(花は満開のときだけを、月は雲りがないのだけを見るものであろうか、いやそうではない。)

また、室町時代には、能の大成者である世阿弥が『風姿花伝』の中で、能の魅力を「花」にたとえ、次のように論じています。
いづれの花か散らで残るべき。散るゆえによりて、咲く頃あればめづらしきなり。
(散らない花などなく、散るからこそ咲いたときにめずらしさを感じる)

日本では、花=桜flower2
古くから親しまれ、お花見は今でも大きなイベントですねni

でも、私はやっぱり「花より団子」ihi
春には、桜餅が食べたくなります。

桜餅には関東風と関西風があります。
関西風は、つぶつぶした食感のお餅で餡を包んだ、まんじゅう状のお餅です。
もち米を蒸して乾燥させ粗挽きした道明寺粉を使うので「道明寺」とも呼ばれます。
道明寺粉は、大阪府藤井寺市の道明寺で最初に作られ、保存食として使われたのが起源と言われます。

関東風は、小麦粉などの生地を焼いた皮で餡を巻いた、クレープ状のお餅です。
隅田川沿いにある長命寺の門番・山本新六が考案したことから「長命寺」と呼ばれています。

どちらの桜餅も桜の葉の塩漬けで包まれていますが、この葉は「大島桜」の葉です。
独特の良い香りがしますが、その正体はクマリンという物質で、塩漬けの過程で生成されます。
クマリンには抗菌作用や血栓防止作用などがあるので、医薬品としても利用されています。
一方で、肝毒性も認められており、クマリンを含むダイエットサプリメントの摂取による健康被害も報告されています。
桜餅の葉っぱを大量に食べる人はいないと思いますが、薬にも毒にもなる物質のひとつとして覚えておきたいですねnico

 

 

投稿者: 医療法人正育会春木レディースクリニック

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