クリニックBlog

2017.12.14更新

こんにちはflower2

管理栄養士の花田です。


今回は、時間栄養学のお話の最終回として「生活リズムとホルモン」がテーマです。

以前から、深夜勤務や夜勤の多い職種の女性は、日勤のみの女性に比べ、不規則な月経の出現率がはるかに高いことが知られており、卵巣機能への悪影響が考えられていました。
(独)労働者健康福祉機構では、これを確かめるために、交替勤務を行う看護師を対象とし、ホルモン分泌についての調査が行われました。
まず、睡眠周期に関わるメラトニンですが、その分泌は通常、昼間は低く、夜に上昇し、夜中の2時頃がピークとなりますが、夜に光刺激を受けると分泌量の上昇が少ないことが分かりました。
また、性腺刺激ホルモンについても調査が行われました。
性腺刺激ホルモンの代表であるLH(黄体形成ホルモン)の血中濃度は、昼夜で差はありませんが、夜間勤務によって相対的な低下が見られたとのことです。

さらに、副腎皮質ホルモンのコルチゾールについても調査がされました。
コルチゾール分泌は、通常、夕方から夜半は低く、朝方に高くなります。
調査では、交替勤務をする看護師(男女)が対象でしたが、女性看護師のみ深夜勤務2日目の勤務開始前(夜間)に異常高値を示したとのことで、生活リズムの変化への順応性に性差があるかもしれないことが示唆されました。

勤務時間帯だけでなく、睡眠時間についての研究もたくさん行われています。
昨年のアメリカの生殖医学会では、睡眠時間の基準を8時間とすると、男性の1日の睡眠時間が6時間未満である場合、9時間以上である場合は妊娠確率が低下したという結果が報告されました。
また、以前に行なわれた、体外受精実施予定の女性に対する調査では、睡眠時間が7~8時間の場合が最も妊娠率が高く、それより短くても長くても妊娠率が低かったとのことです。
いずれも原因は明らかになっていませんが、睡眠時間の過不足が体内時計alarm clockを狂わせ、ホルモン分泌を乱す可能性があることは推測できますね。

体内時計の調整には、タンパク質を含む食事mealが有効であることが分かっています。
1日3度の食事の時間を軸として、起床・就床の時間をうまく調整していきましょうheart3

 

≪栄養カウンセリング≫ 
日時:水曜・木曜 14:00~、15:00~、16:00~、17:00~
ファーストインタビューだけでなく2回目以降も無料です。お気軽にご予約ください。

 

 

投稿者: 医療法人正育会春木レディースクリニック

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