クリニックBlog

2017.10.12更新

こんにちはflower2

管理栄養士の花田です。

前々回から時間栄養学についてお話していますが、タイムリーなことに、今年のノーベル生理学・医学賞は、体内時計(サーカディアン・リズム)を生み出す遺伝子とそのメカニズムを発見した3人の博士に授与されることになったというニュースが流れましたglitter

博士らは、実験室内で人工的に時差のある環境を作り出し、ショウジョウバエの脳の細胞内の時計遺伝子alarm clockがどう変化するかを観察しました。
脳の細胞内にはperiod遺伝子とtimeless遺伝子が存在し、それぞれが合成するPERタンパク質とTIMタンパク質が複合体を作っています。
ショウジョウバエに朝の光を当てると、この複合体が分解を始め、昼には全て消失しますが、別のタンパク質複合体によってperiod遺伝子とtimeless遺伝子が再び活性化され、新たにPERタンパク質とTIMタンパク質が合成され、夕方には複合体となります。
このように、細胞に存在する時計遺伝子やタンパク質複合体は互いに制御し合い、身体の1日のリズムをつくっていますが、その仕組みが遺伝子レベルで科学的に解明されました。

これとほぼ同じ機構が哺乳類にもあり、体内時計と実際の生活リズムとがうまく合わなくなると、がんや神経変性疾患、代謝疾患などのリスクが高まると見られています。
もちろん、生殖機能も例外ではないでしょう。

体内時計を整えるには「朝の光」と「朝食meal」が大事だと前回もお話しましたが、「朝食をとらない人は朝食をとる人に比べ、低体温(36℃未満)になりやすい」というデータも出ています。
これは、首都圏の20~40歳代の働く女性を対象とした「腸温活プロジェクト」の調査ですが、朝食をとる頻度が週の半分以上の女性の低体温率は27.2%だったのに対し、週の半分以下の女性では55.0%に達していたとのことです。
朝食をとることで胃腸の働きが活発になり体温が上がるのはもちろんですが、朝食をとる余裕のある生活リズムが体内時計にいい影響を与えているとも考えられます。

では、朝食には何を食べればよいか 

これについては次回お話しすることとしましょう

 

≪栄養カウンセリング≫ 
日時:水曜・木曜 14:00~、15:00~、16:00~、17:00~
ファーストインタビューだけでなく2回目以降も無料です。お気軽にご予約ください。

 

投稿者: 医療法人正育会春木レディースクリニック

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