クリニックBlog

2017.09.28更新

こんにちはflower2

管理栄養士の花田です。

 

前回から時間栄養学alarm clockについてお話していますが、今回は食事に注目してみましょうni

 

 

人の体内時計を司っているのは「時計遺伝子」で、「主時計遺伝子」が脳の視交叉上核に、「末梢時計遺伝子」が各臓器の細胞内に存在します。

主時計遺伝子は、末梢時計遺伝子を制御して全体の調和をとる役割があり、末梢時計遺伝子は、各臓器の代謝などのリズム形成に関与しています。

時計遺伝子が刻む日周リズムは約25時間ですが、このリズムを24時間に合わせるために「朝の光glitter2「朝食mealが大事な役割を果たします。

 

また、時計遺伝子には一定のリズムがあります。

例えば、「Bmal1(ビーマルワン)」というタンパク質は、昼間は少なく、夜に増えます。

Bmal1には脂肪合成を促進する作用があるので、夜間の食事量には注意が必要です。

夜は活動によるエネルギー消費が減るうえに、Bmal1が活性化するので、遅い時間にたくさん食べると太りますuun

逆に、昼間の時間帯(6時~18時)ならば食事量が多くても比較的太りにくいと言われています。

 

この時間栄養学の考え方に従って、私も食事リズムを変えてみました。

8月上旬から昼食でボリュームのあるものを摂り、その分夕食量を減らしました。

その結果、下のグラフのように体重が減りました。

体重変化

1日の摂取エネルギーは変わらないのに、食べる時間帯を変えただけで、1~2㎏は減りました。

しかも、朝の目覚めが良く、朝食がおいしく食べられるし、毎日快調ですheart3

  

脂肪の蓄積を防ぐには、朝食:昼食:夕食の割合は3:3:4程度が良いと言われています。

この食事割合を意識し、1日の食事の終了時刻を早めることで、本来の体内時計のリズムを取り戻すことができ、消化機能だけでなく自律神経やホルモン分泌も整います。

何となく体調がすぐれないと感じている方は、ぜひ食事リズムから変えてみてくださいねnico

 

 

≪栄養カウンセリング≫ 

日時:水曜・木曜 14:00~、15:00~、16:00~、17:00~

ファーストインタビューだけでなく2回目以降も無料です。

お気軽にご予約ください。

 

 

投稿者: 医療法人正育会春木レディースクリニック

2017.09.07更新

こんにちはsun
管理栄養士の花田です。
今回は、時間栄養学についてのお話です。

時間栄養学とは、すべての動植物が持つ「時計遺伝子」clockに注目した栄養学です。
これまでの栄養学は、栄養素の種類や摂取量、体内での作用を重視していましたが、人間本来の生活リズム(概日リズム、サーカディアンリズム)に基づいた人間栄養に視点がシフトしつつあります。

実際に、栄養指導の場面でも、朝食を摂っているか、夕食の時間は遅すぎないか、睡眠時間は十分かなど、生活リズムの調整を軸とした指導が始まっています。
質問項目には、「就寝前にブルーライトを浴びていないか」というものもあります。

ご存知のように、スマートフォンmobilephoneやパソコンpcなどの画面からはブルーライトが出ています。
これらを就寝前に長時間見ていると、睡眠ホルモンであるメラトニンが十分に分泌されず、睡眠の質が低下し、体内時計を狂わせてしまいますweep
体内時計が狂うと、自律神経やホルモン分泌の乱れ、ひいては睡眠障害を引き起こしますwobbly
自律神経やホルモンは、血圧や血糖値、心拍などを調整しているので、そのバランスが崩れると高血圧や心臓病、がん、2型糖尿病なども発症しやすくなりますbearing

また、メラトニンは、強力な抗酸化作用や、核やミトコンドリアのDNAを保護する役割を持ち、免疫系を活性化し、発がん抑制作用があることが分かっています。
生殖分野でも、卵子の質の改善妊娠率の向上が報告されていて、実際に、メラトニンのサプリメントを利用されている方も多いですhappy01

現代社会は不眠不休と言われるように、昼夜の境目なく延々と続いています。
昔のように、太陽とともに生活することは難しいですが、生活リズムを少し改めるだけで、体重のコントロールや体調の改善が期待できます。
メラトニンの分泌を安定させるためにも、食事リズムや睡眠について見直してみましょうnote


≪栄養カウンセリング≫ 
日時:水曜・木曜 14:00~、15:00~、16:00~、17:00~
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投稿者: 医療法人正育会春木レディースクリニック

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