クリニックBlog

2016.02.20更新

こんにちはsun
管理栄養士の花田です。

前回は、ストレスに対抗するホルモンであるコルチゾールアドレナリンについてのお話をしましたね。
これらの材料になるのは、コレテロールたんぱく質(アミノ酸)ですが、アミノ酸が体の中でどのような働きをしているのかを見ていきましょうhappy01

食べ物の中のたんぱく質は、アミノ酸に分解されて肝臓にいったん蓄えられます。
その後、必要に応じて他の組織や器官に送られ、筋肉や皮膚、血液成分などのたんぱく質に再合成されたり、ホルモンや酵素、神経伝達物質に作りかえられたりします。

人の体に関係するアミノ酸は20種類あり、そのうち体内で合成できない9種類のアミノ酸を「必須アミノ酸」と言います。
アドレナリンの材料であるフェニルアラニンは、この必須アミノ酸の一種で、不足すると集中力ややる気が低下してしまいます。

また、「幸せホルモン」のセロトニンは、必須アミノ酸であるトリプトファンから作られます。
セロトニンには気分を落ち着ける働きがあり、うつ病との関連が認められています。
その材料のトリプトファンが不足しても精神不安定になることは明らかで、実際にマウスを使った実験でも、攻撃性が増し、情動行動に変化があったという結果が出ています。
さらに、このセロトニンからは「睡眠ホルモン」のメラトニンが作られます。
日中はセロトニンが分泌され、活動性を高めますが、夕方以降は次第に減少し、逆にメラトニン分泌が増え、眠りに就く準備をします。

このような一連の体内時計の働きには、トリプトファンが不可欠だということですねnote
トリプトファンは、赤身肉や卵、牛乳、魚介類などの動物性たんぱく質をはじめ、大豆や穀類など様々な食品に含まれるので、通常の食事をしていれば不足することはありません。
バランスよく色々なものを食べるようにしましょう。

You are what you eat.  (あなたが食べたものがあなた自身)
食の大切さを改めて考えてみてくださいね。


≪栄養カウンセリング≫ 
日時:木曜・土曜 9:30~、10:30~、11:30~、12:30~
2月第4週からは水曜・木曜になります。
ファーストインタビューだけでなく2回目以降も無料です。
お気軽にご予約ください。

投稿者: 医療法人正育会春木レディースクリニック

2016.02.06更新

こんにちはsun
管理栄養士の花田です。

栄養カウンセリングでは食に関する様々な提案をしますが、ストレスがたまるようなら実行はしないでほしいとお伝えしています。
食の改善よりも、ストレスが身体に与える害の方が大きいと考えるからですhappy01

身体がストレスを感じると、副腎髄質からアドレナリンノルアドレナリン、副腎皮質からコルチゾールが分泌され、心拍や血圧を高め、血糖値を上昇させ、対抗しようとします。
コルチゾールの材料は、性ホルモンと同じくコレステロールですが、ストレスが過度になるとコルチゾールの合成が優先され、性ホルモン合成が抑制されることが分かっていますflair
また、これらのホルモンの合成や分泌にはビタミンCが不可欠なので、ストレスが多ければ多いほどビタミンC消費量はアップします。

ビタミンCには強い抗酸化作用があり、コラーゲンの産生にも必要な物質です。
そのため、ストレスによってビタミンCが消耗すると、免疫力が低下して病気にかかりやすくなり、肌のハリが失われ、血管や骨が弱くなり、出血や骨折が起こりやすくなります。

食事摂取基準では、ビタミンCの推奨量は100 (mg/日)とされていますが、ストレスを感じる時はそれ以上摂った方がいいですねnote
野菜や果物、じゃがいもなどに多く含まれますが、水溶性で熱に弱いので、確実に摂るために医薬品や健康食品を利用するのも一つの方法です。
「天然材料のサプリメントの方がいいの」という質問を時々受けますが、ビタミンCの場合は、材料や製法が違うだけで、天然でも合成でも化学構造は全く同じで、吸収率や生理作用・薬理作用および副作用に違いはありません。
水溶性ビタミンなので一度に大量に摂ると排泄されてしまうため2~3回に分けて空腹時よりも食後に飲んだ方が吸収率が高まります。

ストレスをゼロにすることは無理ですが、せっかく摂った栄養素が余分に消費されてしまわないように、ストレス解消の方法を見つけておくことも大切ですねnotes


≪栄養カウンセリング≫ 
日時:木曜・土曜 9:30~、10:30~、11:30~、12:30~
ファーストインタビューだけでなく2回目以降も無料です。
お気軽にご予約ください。

投稿者: 医療法人正育会春木レディースクリニック

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