クリニックBlog

2015.12.19更新

こんにちはsun
管理栄養士の花田です。

今回は、精がつく食材の第4弾、ゴマについてのお話です。

ゴマは古代から重要な穀物として栽培され、漢方生薬としても用いられてきました。
中国の不老長寿の秘薬である「静神丸」は、「百日食べると一切の病気を除き、一年で体や顔に艶が出て若々しい肌になり、二年続けると白髪が黒くなり、三年連用すると歯の落ちたのが生えかわり、四年も続けると水や火の害をはねつけ、五年連用すると、奔馬にも追いつくような心臓と脚力がつき不老、延年ができる」と言われていました。
驚くべきcoldsweats02アンチエイジング効果ですが、それはゴマとハチミツで作られた薬でした。

ゴマが不老長寿滋養強壮に用いられたのは、もちろんその栄養価の高さからです。
ゴマの主成分は脂質で、オレイン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸を多く含みます。
また、成長ホルモンの分泌に関わるアミノ酸アルギニン、カルシウムやマグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラル、ビタミンEやB群、食物繊維なども豊富です。
不飽和脂肪酸とビタミンEの抗酸化作用が細胞の老化を防ぎ、ミネラルが骨や血液、生殖機能を保ち、ビタミンB群がエネルギー補給を助ける、まさに健康食・美容食と言えます。

近年は、ゴマの食物繊維の一つであるゴマリグナンが抗酸化物質として注目されています。
ゴマリグナンには、セサミン、セサモリン、セサミノール、セサモールなどがありますが、セサミンによる血清コレステロールの改善例も報告されていますflair
また、ゴマリグナンは、女性ホルモンと似た働きをする植物性エストロゲンなので、大豆イソフラボンと同様の効果も期待できます。

ゴマの場合は、1回に食べる量はあまり多くないので、少しでも消化吸収率を高めるために、すりゴマにしましょう。
黒ゴマも白ゴマも栄養価は大差ありませんが、黒ゴマの色素アントシアニンには抗酸化作用があるので、お料理の色合いに問題がないなら黒ゴマにするといいですね。

ゴマは昔から食べられている安全な食品ですが、食物アレルギーの原因食品でもあるので、アレルギー体質の方は摂りすぎないように気を付けてくださいねhappy01

≪栄養カウンセリング≫ 
日時:木曜・土曜 9:30~、10:30~、11:30~、12:30~
ファーストインタビューだけでなく2回目以降も無料です。
お気軽にご予約ください。

投稿者: 医療法人正育会春木レディースクリニック

2015.12.05更新

こんにちはsun
管理栄養士の花田です。

精がつく食材のお話が続いていますが、今回は牡蠣(かき)ですhappy01

牡蠣は「海のミルク」とも呼ばれ、良質タンパク質、グリコーゲン、タウリン、亜鉛やカルシウムなどのミネラル、ビタミンを多く含んでいます。
グリコーゲンは貝類のうまみ成分ですが、産卵期の5~8月は量が減り味が落ちることと、気温上昇による鮮度管理の面から、西洋では、「Rの付かない月(5~8月)には牡蠣を食べるな」と言われます。
また、タウリンは血中脂質の改善や肝機能の向上に効果があることが分かっています。

そして、精がつく食材としての注目すべき成分は、亜鉛です。
亜鉛は、生体内の50種類以上の酵素の構成成分であり、DNA複製やタンパク質合成、インスリンの生成、免疫機能の正常化など多くの生体反応にも関わっています。
新しい細胞を作るのに不可欠なミネラルなので、不足すると成長障害、皮膚炎、味覚障害、生殖能異常などの原因となります。
男性においては、亜鉛濃度が最も高いのは前立腺で、亜鉛がテストステロンの合成に必須であり、精子の数や運動能に大きく関係することが様々な研究で明らかになっています。
また、女性においても、亜鉛不足による卵胞刺激ホルモンや黄体ホルモンの減少、妊娠中の胎児の成長阻害、先天異常や奇形率の上昇など、多くの例が報告されています。

牡蠣フライや生牡蠣にはレモンを添えることが多いですが、レモンのクエン酸のキレート作用によって亜鉛の吸収率が上がるので、ぜひおすすめします。

最近は、牡蠣エキスの健康食品もよく見かけますが、過剰摂取には気を付けてくださいねdanger
神経症状、免疫障害、銅欠乏症などの健康被害も散見されます。
「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、亜鉛の1日当たりの推奨量は男性10mg/女性8mg、耐容上限量は男性45mg/女性35 mgです。参考にしてください。

また、ノロウイルスによる食中毒にも注意しましょう。
「加熱用」の牡蠣は、新鮮であっても絶対に生では食べないようにしてくださいねsign01


≪栄養カウンセリング≫ 
日時:木曜・土曜 9:30~、10:30~、11:30~、12:30~
ファーストインタビューだけでなく2回目以降も無料です。
お気軽にご予約ください。

投稿者: 医療法人正育会春木レディースクリニック

  • まずはお気軽に当クリニックへご相談ください
  • 初診専用ダイヤル 06-6281-9000 再診の方はこちら 06-6281-3788 事務局(患者様以外の方) 06-6281-8801
  • ネット予約
  • まずはお気軽に当クリニックへご相談ください
  • contact_tel01_sp.jpg
  • contact_tel02_sp.jpg
  • ネット予約
  • contact_tel03_sp.jpg