クリニックBlog

2014.11.18更新

 さて、今回の『培養室へようこそ!』では『媒精』についてお話させていただきますねshine

『媒精』とは、培養液の中に卵子と精子を一緒に入れ、卵子と精子の力だけで受精させる方法です。
体外受精の中でも、人の手をほとんど加えないので、より自然に近い受精方法になります。
この方法は基本的に、精子の数や運動性に問題がなく、奥様に抗精子抗体がない方が対象となります。

採卵で奥様から卵子が採取できたら、ご主人様に採精していただきます。
元気のいい精子を回収するために処理を行い、回収できた精子を媒精に使用します。


媒精は、採卵した日の午後に行います。
それでは、媒精の様子を見てみましょう!!



試験管とディッシュの名前が同じであることをチェックします。この作業は「ダブルチェック」と呼ばれ、必ず二人で行います。
試験管には調製した精子が入っています。その下の四角い容器は「4穴ディッシュ」と呼ばれ、独立した穴が4つついています。この穴の中に培養液と卵子が入っています。 

                                                        

次に、卵子と精子が同じ穴に確実に入っていることを顕微鏡で確認します。
こんな小さな穴で一緒にするならすぐに受精できるんじゃないの?と思われるかもしれません。
しかし、卵子までの道のりは途方もなく険しいのです。
精子は、卵側の細胞を分解する酵素を出しながら、卵子を目指します。
一匹の精子のみが卵子の中に入り、受精となります。

受精しているかどうかがわかるのは媒精の翌日です。
受精確認までインキュベーターで培養します。
以上で媒精は終了ですconfident

次回へつづく。。。

投稿者: 医療法人正育会春木レディースクリニック

2014.11.10更新

さて、今回は『培養室へようこそ!』シリーズ三回目ということで、
採卵が培養室でどのように行われているのか、お話させていただきますhappy01note

採卵室で超音波を見ながら採卵針で卵子の入った袋、卵胞から卵胞液ごと卵子をチューブ内に吸引します。
チューブには患者様の名前を書いたシールを貼って、他の患者様のチューブと間違わないようにしています。






卵胞液が入ったチューブは採卵室と培養室をつなぐパスボックスから培養士に渡されます。






受け取ったら、チューブ内の卵胞液をすぐにシャーレに移し、顕微鏡にて卵胞液の中から卵子を探し出します。






回収できた卵子は、午後に受精させるまでしばらくインキュベーターと呼ばれる培養器の中で培養します。






これで採卵は完了ですshine


vol.4 につづく。。。


培養士  辻

投稿者: 医療法人正育会春木レディースクリニック

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