クリニックBlog

2017.06.15更新

こんにちはsun
管理栄養士の花田です。

今回は、サプリメントにもよく配合されているイノシトールについてのお話です。

イノシトールはイノシットとも呼ばれる糖アルコールの一種で、筋肉や神経細胞に多く存在します。
以前はビタミンB群として分類されていましたが、体内でも合成できて欠乏症もないため、現在はビタミン様物質として扱われています。
穀物や豆類、果物cherry、肉や魚fishなど身近な食品に含まれるので、通常の食事から摂取可能です。

イノシトールには、肝臓に余分な中性脂肪が溜まらないようにコントロールする働きがあるため、脂肪肝を予防する効果が期待できます。
また、イノシトールは、細胞膜を構成するリン脂質の成分ともなっています。
リン脂質は、神経細胞に多く存在し、情報伝達や脳の活動を正常に保つ働きがあるため、パニック症候群や強迫性障害の治療への有効性を示唆する研究結果も出ています。

さらに、多嚢胞性卵巣症候群の治療におけるイノシトールの有効性を示唆する、米国での次のような研究結果も得られていますflair
〇多嚢胞性卵巣症候群の肥満女性44名(18~40歳)を対象として、キロイノシトールを1,200 mg/日、6~8週間摂取させたところ、血中中性脂肪とテストステロンレベルの減少、血圧の中程度の低下、排卵の誘発がみられた。

また、妊婦においても、ミオイノシトールの摂取によって、妊娠糖尿病リスクや関連する合併症、出生時体重の低下との関連が認められる研究結果も数例報告されていますhappy01
一方、今年の3月には、「糖尿病の家族歴をもつ妊婦が妊娠初期にイノシトールを補充しても妊娠糖尿病の発症率は低減しない」とのアイルランドでの研究結果が、「Diabetes Care」に掲載されましたwobbly

これらの研究結果をどう解釈するか難しいところですが、イノシトールによってどの程度インスリン抵抗性の改善が可能か、今後も研究が進められていくと思いますnote


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投稿者: 医療法人正育会春木レディースクリニック

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