クリニックBlog

2017.02.08更新

こんにちはsun
管理栄養士の花田です。

今週から栄養カウンセリングの時間が変更になっています。
日時:水曜・木曜 14:00~、15:00~、16:00~、17:00~
午後の診察にお越しになる患者様にもご利用いただきやすくなったと思います。
どうぞお気軽にご予約くださいねhappy01


さて、今日2月9日は「ふくの日」です。
「ふ(2)く(9)」の語呂合わせから、下関ふく連盟が1980(昭和55)年に制定しました。

下関市では河豚(ふぐ)を「ふく」と発音します。
「ふぐ」は「不遇」に通じるが、「ふく」は「福」を表し、縁起が良いという理由からだそうです。
この日は、ふくの豊漁と航海の安全を祈念し、祈願祭が恵比寿神社でおこなわれます。

関西ではてっちりてっさでお馴染みの河豚ですが、残念なことに、肝臓や卵巣にはテトロドトキシンという毒が含まれます。
この毒は、青酸カリの約1000倍に匹敵する猛毒で、主に神経や筋肉系の麻痺を起こし、最悪の場合には、死に至ることもありますwobbly

テトロドトキシンは河豚自身が作るのではなく、海水中の細菌によるもので、食物連鎖を経て河豚の体内に蓄えられます。
よって、河豚の棲む場所や養殖の方法によっては無毒な場合もあるし、河豚以外にもテトロドトキシンを含む海産動物は多くいます。

「河豚は食いたし命は惜しし」という諺があるように、昔からこの毒のせいで、たくさんの人が犠牲になっているようです。
安土・桃山時代には、朝鮮出兵の際に、下関で大勢の武士が河豚毒に当たって亡くなったのをきっかけに、豊臣秀吉公が河豚食用禁止令を出したと言われます。
おいしいものを食べるのも命がけだったのですねbearing

一方で、テトロドトキシンはまだ研究段階ですが、自然毒を利用した医薬品も数多くあります。
トリカブトという植物の毒の成分であるアコニチンもその一つです。

世界で初めて全身麻酔による手術を成功させたことで有名な華岡青洲氏をご存知でしょうか
氏が発明した麻酔薬「通仙散」には、トリカブトが含まれています。
漢方では、生薬名を「附子(ぶし)」といい、狂言の曲目である「附子(ぶす)」も同じトリカブトを指します。
附子の薬効は、鎮痛作用、強心作用、利尿作用などで、八味地黄丸、麻黄附子細辛湯、牛車腎気丸などの漢方薬に配合されています。

この他にも、植物には毒を含むものが多いです。
タピオカの原料は、キャッサバと呼ばれる熱帯地域でとれる植物の根茎ですが、青酸配糖体のリナマリンを含むので毒抜きをしてから使用されます。
身近なところでは、ジャガイモのソラニン、梅のアミグダリン、銀杏のギンコトキシンなども毒性があることが知られていますね。

薬と毒は表裏一体
身体によいと言われる食べ物でも、食べ過ぎれば害を及ぼします。
リスクを減らすためにも、できるだけ多くの種類の食品をバランスよく摂るようにしましょうhappy01

投稿者: 医療法人正育会春木レディースクリニック

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