クリニックBlog

2017.02.02更新

こんにちはsun
管理栄養士の花田です。

先日、京都大の研究チームが、ビタミンDが脂質の合成を抑える仕組みを解明したというニュースが流れましたflair

体内での脂質合成には、SREBPという調節因子が必要で、それはSCAPというタンパク質と結合した複合体の形で存在しています。
体内の脂質が不足すると、SCAPの働きによってSREBPが活性化し、脂質を合成するように指令を出しますが、ビタミンDは、この複合体もSREBP自体も分解し、脂質合成を抑制することが明らかになりました。

脂質は生体にとって重要なものですが、増えすぎるとメタボリックシンドロームやがんの原因ともなりますsad
今後は、これらの予防や治療のために、ビタミンDを用いた新薬の実用化を目指すとのことで、さらなる期待が高まっていますup

生殖医療でも、ビタミンDは以前にも増して注目されています。
ビタミンDが体内で働くにはビタミンD受容体が必要ですが、この受容体が卵胞の顆粒膜細胞子宮内膜などにも存在することが分かっていますflair
これは、ビタミンDが生殖機能に深く関わることを証明するもので、以前にお伝えした、血中ビタミンD濃度が排卵率やAMH、体外受精における着床率や妊娠率、習慣性流産、精子の質などに関連しているということにもつながっていきます。

ビタミンDはきのこ類に多く含まれ、紫外線照射によって体内でも合成できます。
また、ビタミンDが直接生体に作用するのではなく、必要なホルモンや酵素を作らせることで体の仕組みを調節しているので、その材料となる良質のたんぱく質や脂質も欠かせません。
ビタミンDの新薬が生殖医療でも応用されることを願いつつ、より良い食生活を目指していきましょうnote

明日は節分なので、やっぱりイワシfishですねhappy01


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投稿者: 医療法人正育会春木レディースクリニック

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