クリニックBlog

2016.10.03更新

こんにちは、遺伝カウンセラーの橋谷ですconfident

まだまだ暑いですが、朝晩はひんやりとしてきましたね。
そしてあれよあれよと、こたつの必要になる季節がまたやってくるんですね。

こたつといえば猫cat
最近、猫たちによってネコゲノム研究への道が開かれつつあります。


Natureのニュースによると、アメリカはサンディエゴ、カリフォルニア州で、遺伝学者のグループは、99匹の飼い猫のゲノムの配列を発表しました。
この作業は、ヒト・ネコの2種の動物にとって、腎臓病などの原因追及のカギとなり、お互いの利益になるそうです。

「それは猫のゲノミクスになるための素晴らしい時間だ。」
と遺伝学者は述べています。以前は高額であったDNA配列決定のためのコストは今、急激に下落し、犬と比べて研究が遅れていたネコのための遺伝子研究が加速するきっかけとなっているそうです。

世界最初の猫のゲノム配列は、シナモンという名前のアビシニアンから得られたもので、2007年に報告されました。
しかし、シナモンのゲノム配列の高精度解析のバージョンは2014年の後半まで更新されませんでした。一方、遺伝学者の寵児となっている犬のゲノム配列は 2005年に報告され、シーケンスが継続的に更新されていました。そのため、イヌゲノムの研究は進み、犬の病気や形質の根底にある数百の遺伝子が決定されたと推定されています。それに比べて、猫のための遺伝子情報は1ダースほどでした

「この研究を私たちが行っていくことで、すべての猫の遺伝病治療の解明が進む事を望んでいる。」と研究者は言います。
多発性嚢胞腎という疾患の原因解明に携わるこの研究者のチームの発見は、ペルシャ猫の疾患罹患率を下げることに成功しているようです。この研究室では現在、この疾患の末期のネコのための治療薬を開発しているということで、この薬品の開発は、人間にも応用できるであろうという事です。

「ヒトの健康だけが、ゴールではない。」
研究者はそう締めくくっていました。

同じ世界で生きる哺乳類同士、分かった情報をシェアしてお互いの健康を増進させていく試みのようですねrock


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投稿者: 医療法人正育会春木レディースクリニック

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