クリニックBlog

2016.07.28更新

こんにちはsun
管理栄養士の花田です。

梅雨も明け、夏本番の暑さ到来ですね。
毎朝、セミの大合唱に起こされていますsad

さて、明日7月29日は「福神漬の日」です。
その名の由来である七福神になぞらえて、7(しち) 29(ふく)の語呂合わせで、漬物メーカーによって制定されました。

福神漬の起源は諸説ありますが、明治初期に、東京上野の漬物店が、7種類の野菜(大根、茄子、なた豆、蓮根、きゅうり、しその実、椎茸)を使った漬物を開発し、当時の流行作家「梅亭金鵞」が不忍池の弁財天にちなみ、「福神漬」と名づけたのが始まりとされています。

その後、日清・日露戦争では兵隊の携帯食とされ、明治時代にはヨーロッパ航路客船の食堂でカレーライスに添えられ、それをきっかけに全国に広まっていきました。

福神漬の材料にはいろいろありますが、「なた豆」とはいったいどんな食べ物でしょう
機会があれば、福神漬をじっくり観察してみてくださいね。
ひょうたん型の物体が見つかると思いますが、それが、なた豆です。
豆が成熟しないうちに収穫し、若いサヤを薄くスライスしたものが使われます。

なた豆は、マメ科の一年草としては最大級で、高さは5m以上、サヤはなんと40~60㎝まで成長しますsign02
サヤが刀や刃物のなたに似ていることから、なた豆(刀豆、鉈豆)と名づけられたようです。

完熟した豆は、乾燥させて粉末にしてなた豆茶として飲まれます。
また、刀豆(とうず)という名称で、漢方生薬としても古くから利用されています。
薬効成分として、カナバニン、コンカナバリンA、ウレアーゼが含まれ、排膿効果、抗炎症効果、腎機能活性化、免疫力向上などの作用があり、花粉症や蓄膿症、歯周病や歯槽膿漏の改善、口臭予防に効果があると言われています。
そう言えば、なた豆配合の歯磨き粉や洗口液をよく見かけますねflair

日本では、鹿児島県を主産地とし、鳥取県や兵庫県などでも栽培されています。
なた豆は生命力が強く、勢いよく成長することから、縁起の良い豆、商売繁盛のお守りとして親しまれてきました。
地域によっては、花が絶え間なく咲くことから子孫繁栄の縁起物とされているそうです。

また、上へ伸びたツルが再び下へ戻ってくることから、旅立ちや出征の折、無事の帰りを願ってなた豆を持たせたという話もあります。
大河ドラマ『篤姫』でも、小松帯刀が薩摩から江戸に旅立つときに、なた豆を餞別に贈られる場面がありました。(実は、帯刀(たてわき)は、なた豆の別名です)
赤穂浪士の吉良邸討ち入りの前日にも、なた豆を食べたという記録が古い文献に残っているそうです。

福神漬には、こんな秘密が隠されていたのですねhappy01
今日から、福神漬を食べるときはなた豆を探して、ご利益にあずかりたいと思いますnote

投稿者: 医療法人正育会春木レディースクリニック

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