クリニックBlog

2016.07.07更新

こんにちはsun
管理栄養士の花田です。

前回のビタミンDに引き続き、今回も、骨の健康に関係のある栄養素である、ビタミンKのお話です。

ビタミンKはあまり知られていないビタミンですが、その第一の機能は、正常な血液凝固能を維持することです。
ケガなどで出血してもしばらくすると止まりますが、これは血液中の血小板とフィブリンのおかげです。
フィブリンの生成にはトロンビンという酵素が不可欠ですが、ビタミンKには、このトロンビンの前駆体であるプロトロンビンを活性化する働きがあります。

ビタミンKは、ほうれん草ブロッコリーなどの緑色野菜clover海藻納豆に多く含まれます。
成人では腸内細菌によっても合成されますが、新生児や乳児は腸内細菌叢が未発達な上に、母乳中のビタミンK量も少ないので、頭蓋内出血や腸管内出血のリスクが高まります。
これらの「新生児・乳児ビタミンK欠乏性出血症」を予防するために、生後数回にわたって、ビタミンKシロップが経口投与されます。

また、ビタミンKは、骨に存在するたんぱく質オステオカルシンを活性化し、カルシウムが骨へ沈着(石灰化)するのを促し、骨からのカルシウムの流出を抑えていますflair
近年は骨粗鬆症治療薬としても利用され、骨量増加、骨折予防に役立っています。
ビタミンKにはK1とK2がありますが、骨量調節の効果が高いのはK2の方です。
K2は微生物由来で、腸内細菌によって合成されるのもK2ですし、食品では納豆に最も多く含まれます。

昨年の4月から「栄養機能食品」に、n-3系脂肪酸(オメガ3)、カリウム、ビタミンKが加わりましたが、ビタミンKの機能が重要視されるようになった証拠ですねhappy01

骨の健康のために、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKをしっかり摂り、紫外線も適度に浴びて、生き生きした毎日を過ごしましょうnote


≪栄養カウンセリング≫ 
日時:水曜・木曜 9:30~、10:30~、11:30~、12:30~
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投稿者: 医療法人正育会春木レディースクリニック

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