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2016.06.16更新

こんにちはsun
管理栄養士の花田です。

今日6月16日は「麦とろの日」です。
2001年、「麦ごはんの会」が、麦とろご飯を食べて元気に夏を乗り切ってもらおうという思いを込めて、制定しました。
「む(ぎ)=6」「とろ=10と6」の語呂合わせだそうですflair

麦とろご飯に使われる麦は、大麦を加工した押し麦です。
大麦の外皮を剥いて、水と熱を加えながらローラーで圧偏したもので、真ん中に1本茶色い線が入っているのが特徴です。
大麦については以前のブログ(栄養カウンセリング室より №18)でもご紹介していますので、よろしければお読みくださいねhappy01
大麦は「五穀の長」とも呼ばれ、食物繊維カルシウムビタミンB群などを豊富に含む滋養強壮食品です。

とろろには山芋が使われますが、こちらも以前のブログ(№27)で取り上げていますので、ぜひご覧くださいね。
山芋は昔から精のつく食材とされ、「山のうなぎ」とも呼ばれます。
ジオスゲニンという成分に強精作用がありますが、それだけではありません。
ネバネバ成分のムチンが胃腸の粘膜を保護し、でんぷん分解酸素のジアスターゼが消化を助けてくれるので、大麦の栄養素の消化吸収がスムーズに進みます。
この2つの食材は、美味しさの点でも栄養価の面でも、まさに絶妙な組み合わせと言えますねdelicious

江戸時代の将軍徳川家康は、麦飯にこだわった武将として有名です。
『徳川実記』には、家康が健康のために麦飯を好んで食べていたことが分かるエピソードが残っています。
75歳という長寿は麦飯のおかげで実現したようですね。
一方、平安時代に栄華を極めた藤原道長は重症の糖尿病だったと言われていますwobbly
口渇、多飲に加え、晩年は網膜症や感染症も併発し、敗血症のために62歳で亡くなりました。
平安時代の貴族の主食は、強飯(こわいい)を高さ10cmぐらいの円筒状に盛った高盛り飯でした。
強飯はもち米を蒸したもので、その量はなんと2合sign01
お茶碗4杯分ですsign03
道長の伯父や兄、甥も糖尿病だったそうなので、家系的な素因はあったのでしょうが、道長も麦飯を食べていれば歴史は変わっていたのかもしれません。

「麦とろの日」の今日、皆様も主食を見直されてみてはいかがでしょうか

投稿者: 医療法人正育会春木レディースクリニック

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