クリニックblog

2016年4月28日 木曜日

◇栄養カウンセリング室より◇  NO.38

こんにちはsun
管理栄養士の花田です。

今回は、患者様から質問のあったビスフェノールA(BPA)についてのお話です。

「トマト缶が良くないdanger」と聞きたことのある方もいらっしゃると思いますが、これは缶の内側の金属防蝕フィルムからのBPAの溶出を懸念してのことです。

BPAは、ポリカーボネート、エポキシ樹脂と呼ばれるプラスチックの原料として、OA機器pcや自動車部品、食器や容器包装などに使用されています。
ダイオキシンと同じく、女性ホルモンに似た作用をする環境ホルモン(内分泌攪乱化学物質)であり、卵子や精子の成熟を妨げ、胎児に移行し、生態系に悪影響を与えるものとして、缶詰食品を多用する欧米で問題視され始めました。

わが国では、食品衛生法で食器や容器包装の規格基準を定め、2008年にはガイドラインを制定し、現在はBPA溶出の少ないものに切り替えられています。
また、食品安全委員会でさらなる食品健康影響評価が進められており、現時点では通常の食事をしていれば影響は少ないとのことです。

BPAに関する調査や研究は、欧米を中心に世界中で進んでいます。
ハーバード公衆衛生大学院の研究では、大豆食品によって不妊治療へのBPAの影響を軽減できることを示唆する結果が報告されていますflair
この研究は、2007~2012年に体外受精を行った18~45歳の女性239人を対象とし、尿中BPA値と大豆食品摂取量を調べたものです。
その結果、大豆食品を摂取していない女性は、BPA値が高くなるほど、胚着床率や胎児心拍確認までの妊娠継続率、生児出生率が低くなる傾向がある一方、大豆食品を定期的に摂取している女性は、体外受精の結果へのBPA値の影響は認められなかったとのことです。

伝統的な日本食の大切さを感じますねhappy01
毎日の食事で心身の健康を守っていきましょうnote


≪栄養カウンセリング≫ 
日時:水曜・木曜 9:30~、10:30~、11:30~、12:30~
ファーストインタビューだけでなく2回目以降も無料です。
お気軽にご予約ください。


投稿者 春木レディースクリニック

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